ヘルタベルリンは新たなステージへの歩みを進めているようだ。
ベルリンの地元紙『ベルリナーツァイトゥンク』は、ヘルタベルリンが新たなメインスポンサ―として米国企業のテスラかアマゾンのいずれかを獲得したいと考えているようだ。
ヘルタベルリンは、クラブのエリートクラス入りを目指すという“ビッグシティプロジェクト”という計画を進めており、投資家のラース ヴィントホルスト氏の巨額投資により大幅な増収を手にしている。
ヴィントホルスト氏は、昨年10月までに自身が所有するテノール社を通じて3億7400万ユーロをクラブに投じている。
ヘルタベルリンの現在のメインスポンサーはテディ社となっている。しかし先日『Kicker』が報じたところによれば、クラブはメインスポンサーの変更を検討しているという。
ヘルタとテディ社の現行の契約期間は2021年6月30日までとなっており、テディ社の広報が話したところによれば、今のところ新たなスポンサー契約を結ぶことはないとのこと。
テディ社は以前、スリーブ(袖)のスポンサーを務めていたが、18/19季からメインとなる胸スポンサーを務め、年間750万ユーロほどのスポンサー料を支払っていると言われている。
ベルリンの地元紙『ベルリナーツァイトゥンク』と『ベルリナークーリエ』の2紙は、テスラやアマゾンとの契約は、ヘルタに年間2000万ユーロをもたらす可能性があると報じている。
ヘルタベルリンは2月時点ですでに新たなスポンサー契約に取り組んでいたようだ。
当時ヘルタの監督を務めていたユルゲン クリンスマンはアメリカ代表監督を務めていたこともあり、そこでの知名度を生かすことはヘルタにとって有益なものとなったことが予測できる。
「彼(クリンスマン)の知名度のもと、私たちは新しいスポンサーを獲得しようとしていた。だからこそ、その計画が終わってしまったのは残念なことだ。私たちはすぐにネームバリューがスポンサー獲得において効果的だったことに気づいた」とヴィントホルスト氏は、クリンスマンの電撃辞任後に語っていた。
Bericht: #Hertha BSC will #Tesla oder #Amazon als neuen Haupt-Sponsor – 12,5 Millionen Euro mehr pro Jahr?#hahohe
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— Der SPORTBUZZER (@Sportbuzzer) July 18, 2020