本来ならば今月12日に欧州選手権の決勝が行われているはずだった。しかしコロナ禍の影響で大会は来年に延期。まだ出場チームも全て出揃っていないため、どんな大会になるか占うのは変な話だが、一つだけ断言できることがある。それは、1年間あれば代表メンバーも入れ替わるということだ。
England's Euro 2021 squad predicted with Mason Greenwood and Bukayo Saka includedhttps://t.co/3hcVQ34A0v pic.twitter.com/OhD3TFMABl
— Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) July 8, 2020
予想イングランド代表メンバー
英紙『Daily Star』などは、来夏の大会でイングランド代表がどんなメンバーを組むのか大胆に予想している。EUROメンバー23名は以下の通りだ。
GK(3名):ディーン・ヘンダーソン、ジョーダン・ピックフォード、ニック・ポープ
DF(7名):トレント・アレクサンダー=アーノルド、アーロン・ワン=ビサカ、ジョー・ゴメス、ハリー・マグワイア、エリック・ダイアー、ジャック・オコネル、ベン・チルウェル
MF(7名):ジョーダン・ヘンダーソン、デクラン・ライス、メイソン・マウント、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、フィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュ、ハリー・ウィンクス
FW(6名):ハリー・ケイン、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ラヒーム・スターリング、メイソン・グリーンウッド、ブカヨ・サカ
守護神については、もし大会が今年だったら今季の調子を考えてマンチェスター・Uからシェフィールド・ユナイテッドにローン移籍中のヘンダーソンがピックフォードを差し置いて正GKの座についた可能性があるという。
熾烈な右SBのポジション争いは、マンチェスター・Cのカイル・ウォーカーが脱落する見込み。サプライズ選出はシェフィールド・UのCBオコネル(26歳)だろう。まだA代表に未招集の彼だが、クラブチームでの活躍を鑑みれば呼ばれてもおかしくない。特に、基本形の4バック以外にも3バックを選択肢の1つと考えるのなら3バックのスペシャリストとして貴重な戦力になるという。
ギャレス・サウスゲイト監督は中盤も若返りを図り、まだ未キャップのフォーデン(20歳)とアストンヴィラのグリーリッシュ(24歳)を招集すると同紙は期待している。シティのフォーデンは、ダビド・シルバの退団により出場機会が増えるため1年後には進化していると予想。一方、ゼロから好機を生み出せるグリーリッシュは、ジョーカー的な切り札として使われるのだろう。
前線は、主将にして絶対的エースのケインが中心になるが、好調を維持することを条件に新生の選出を大胆に予想。今季大ブレーク中の二名の18歳、ユナイテッドのグリーンウッドとアーセナルのサカが大抜擢されるかもしれないという。
ちなみに、英国ブックメーカー『William Hill』は、世界王者フランスやベルギー、オランダといった強豪国を抑えてイングランドを優勝候補の筆頭に置いている!
来年のことを言えば鬼に笑われるかもしれないが、新生イングランド代表は実に面白そうなチームになるだろう。