アーセナルの絶対的エース、ピエール=エメリク・オーバメヤンが、外野の声に耳を傾けないようファンに訴えているようだ。
2018年1月にドルトムントから加入したオーバメヤンは、アーセナルで公式戦97試合61得点とゴールを量産し、今ではキャプテンまで任されている。しかし、今月で31歳になる同選手の契約は残り1年余り。そのため、様々な憶測が飛び交っている。
英紙『Telegraph』は、ミケル・アルテタ監督が個人的にオーバメヤンの説得に動くと報じる。その一方で、「契約延長オファーをクラブが提示」と仏紙『L’EQUIPE』が伝えれば、スポーツ局『ESPN』は「依然オファーなし」と報じている。
Arteta prepared to take matters into his own hands in order to keep Aubameyang at Arsenal, reports @Matt_Law_DT https://t.co/gVMqYYySFS
— Telegraph Football (@TeleFootball) June 2, 2020
今年1月の移籍市場ではバルセロナが同選手に興味を示し、その際にアーセナルは5000万ポンド(約70億円)以上の値札を付けたと言われている。しかし契約延長せずに今夏売却する場合は移籍金が3500万ポンド(約50億円)、それどころか2000万ポンド(約28億円)まで下がるという報道も見られる。
こういった様々な憶測を受けてだろうか、オーバメヤン本人が“意味深”なインスタグラムのストーリーをアップし、それがファンの間で話題になっている。『football.london』によるとオーバメヤンは、自身の動画に「あいつらの話を聞くな、音楽を聴いた方がマシだ」と書き込んだという。
もしこれが「周囲の雑音に耳を貸すな」というファンへのメッセージならば、本人は契約延長に前向きなのかもしれない……。
Pierre-Emerick Aubameyang breaks his silence amid talk of Arsenal contract offer.https://t.co/id1uZ0vnDs
— football.london (@Football_LDN) June 1, 2020