19/20季のブンデスリーガは今週末でいよいよ最終節を迎える。
多くの選手が休暇を計画すると考えられるが、ヘルタベルリンのブルーノ ラッバディア監督はすでに新シーズンを見据えている。
ラッバディア監督は「新シーズンがいつ始まるか誰もわからない。しかしそのXデーが来る日には、全員が今と同じコンディションを保っておく必要がある。なぜなら、もうこんなシーズンを経験したくないからだ」とコメント。
リーグ再開後のヘルタベルリンは負傷者が続出するなど、主力の戦線離脱が相次いだ。
コンディションに問題のない選手は22日に持久力、スピード、俊敏性など各種テストを受けることとなった。
そしてテストで得られた数値は分析され、各選手は休暇中に行うトレーニングプランを受け取ることになるという。
ラッバディア監督は「選手それぞれのコンディションによるから、トレーニングプランはそれぞれ全く違う内容となっている」と語っている。
ラッバディア監督とコーチ陣は、すでに来季に向けたいくつかのシナリオを描いており、
「我々は歩むべき道、歩むべきステップを明確にしている。準備はすでに休暇から始まる」と話している。
Tests und Urlaubs-Aufgaben – Heute startet Hertha in die neue Saison https://t.co/moflFDEBvt
— BILD Hertha BSC (@BILD_HerthaBSC) June 22, 2020
なお今冬リヨンから獲得したフランス人MFリュカ トゥザールは、リヨンに今季終了までのレンタルとなっていたが、すでにヘルタベルリンに合流し、テストを受けたという。
ラッバディア監督は、「トゥザールは4か月以上もプレーしていないことを忘れてはいけない。いきなりのプレーは負傷に繋がる可能性がある。我々はそのことを軽く考えてはない」と慎重な姿勢を見せている。