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「みんなの前で首を掴まれた」 それでもテリーがワイズに感謝する理由

Footmedia

2020/06/19 08:15

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NEWS

元チェルシーのジョン・テリー(39歳)が、デニス・ワイズ(53歳)に“公開説教”を受けた、新人時代のエピソードを明かした。英紙『The Sun』や『Daily Mirror』などが伝えている。

これはテリーがポッドキャストで配信される番組『THE FOOTBALLER’S GUIDE TO FOOTBALL』に出演して明かしたエピソード。当時19歳だったテリーはチェルシーでファーストチームに昇格し、チャンピオンズリーグ(CL)でもプレーしたことでボーナスを支給されたという。舞い上がったテリーは、そのボーナスで新車を購入したそうだ。

「ワイズは当時、キャプテンを務めていた。僕はファーストチームに入って、CLのボーナスをもらったんだ。僕は愚かにも、そのボーナスを新車につぎ込んだ。」

「そのとき僕は19歳だった。僕が車から降りると、廊下にいたワイジー(ワイズ)がみんなの前で僕の首を掴んで『お前は何様なんだ? 車を返して来い』と言ってきた。」

「車を返品させられ、お金も無駄になった。でもその後、彼は僕の家探しを手伝ってくれたのさ。家を買えということだった。あれは最高のアドバイスだったと思う。首を掴まれたときは恥ずかしかったけどね。」

「若手選手の指針となるような、そういった細かいこと全てに感謝しているよ。彼はファーストチームの同僚に目を光らせるだけでなく、常に若手選手のことも考えていた。」

ワイズ流のアドバイスを受け、ワイズと同じようにチェルシーのキャプテンを務め、レジェンドと称えられるまでに成長したテリー。地に足を着けて活躍が出来た背景には、ワイズのような先輩の助けがあったのだ。

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