アトレティコ・マドリードのディエゴ シメオネ監督は、MFマルコス ジョレンテをかつてのラウール ガルシアと同じようにセカンドストライカーにコンバートするつもりのようだ。
3月に行われたチャンピオンズリーグのラウンド16セカンドレグで前年度王者リバプールを敗退に追いやる2ゴールを決め、得点能力を開花させたジョレンテはここ数週間のトレーニングでは前線で起用されているという。
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— MARCA (@marca) June 11, 2020
マンチェスター・シティに引き抜かれたスペイン代表ロドリのNo.14を引き継いだジョレンテは、当初はロドリと同じ5番のポジション(守備的MF)でプレーするものと思われていた。
しかし、ディエゴ シメオネ監督は約1年前に行われた夏のプレシーズンツアーで、ジョレンテが5番の選手ではないことを早くも見抜いていた。
ジョレンテは中盤センターではミスが多く、ビルドアップではそれほど頼りにならなかったからだ。
しかし、シメオネ監督はジョレンテのフィジカルと相手へのプレッシングは評価しており、ジョレンテの才能を活かす解決策を探していたという。
そしてアトレティコの攻撃陣が不足する中、トーマスやサウール、コケのレギュラートリオに割って入るのに苦労していたジョレンテは攻撃的な才能が認められ、セカンドストライカーという新たな役割をシメオネ監督から与えられた模様だ。
再開初戦となる日曜日のアスレティック・ビルバオ戦では、これまでと全く違うポジションでプレーする新たなジョレンテを見ることができるだろう。