マンチェスターUは現在アヤックスに所属するオランダ代表ドニー ファン・デ・ベークの獲得に動き出すかもしれない。
『ミラー』が報じている。
ユナイテッドは以前よりファン・デ・ベークに関心を抱いていたが、獲得レースのポールポジションにはレアル・マドリードの名前が多くのメディアにより報じられ、他のクラブが手を出すことは難しいとも思われていた。
Man Utd 'to hijack' Real Madrid transfer pursuit of Donny Van de Beek #MUFC #mufc transferhttps://t.co/7fZta9Q8Xt pic.twitter.com/F70DQWXung
— Mirror Football (@MirrorFootball) June 7, 2020
しかし、新型コロナウィルスによる財政的な影響もあり、レアル・マドリードが同選手の獲得を見送る可能性が指摘され始めている。
そこで、ユナイテッドは4900万ポンド(約68億円)での獲得に備えていると報じられている。
エド・ウッドワードCEOは縮小傾向にある移籍市場の現状も踏まえ、これより移籍金を引き下げての獲得も検討しているようだ。
元ユナイテッドの守護神でもあるアヤックスのエドウィン ファン・デル・サールCEOとウッドワードは良好な関係を築いてはいるが、アヤックスサイドとしては”バーゲンセール”での放出は阻止する構えでいるようだ。
ファン・デル・サールは「ビッグクラブは移籍市場における選手の価格は下がるだろうと言っている。例えばバイエルンの首脳陣もそういった発言をしていた。私も1億5000万ユーロから2億ユーロの移籍は無くなるだろうと思ってはいるが、彼らのようなビッグクラブは”バイヤー”(買い手)だから、そのように簡単に発言するんだ」と若きタレントを多く抱えるクラブとして、選手を簡単に手放さないという姿勢を示している。
なお、ファン・デ・ベークにはユベントスも関心を示しているとされている。