チェルシーが、ポルトのブラジルDFアレックス・テレス争奪戦でパリサンジェルマン(PSG)をリードしているようだ。
チェルシーとPSGはすでに選手の代理人と接触しているという。
アレックス・テレスは過去数シーズンにわたって攻撃力の高さを示しており、今シーズンはポルトで公式戦40試合出場10ゴール9アシストと素晴らしいシーズンを送っている。
チェルシーのフランク・ランパード監督は今シーズン、左サイドバックのレギュラーを固定しきれずにいるため、この夏新たに左サイドバックを獲得することを検討しているという。
一方PSGは、今シーズンいっぱいで契約満了となるレイヴァン・クルザワの後釜としてアレックス・テレスに興味を持っている。
クルザワは今シーズンのリーグ戦で14試合の出場にとどまっており、定期的な出場機会を求めて今夏に移籍することが濃厚となっている。
アレックス・テレスの契約は2021年までとなっており、ポルトはフリーで流出となるリスクを避けるため、今夏に売却する可能性もある。
ポルトは契約延長について話し合いを行っていたが、選手側の年俸600万ユーロという要求に難色を示したため、交渉は行き詰まった模様だ。
Chelsea boss Frank Lampard has 'a good lead' over PSG in transfer battle to sign Porto star Alex Telles#CFC #FCPorto #PSGhttps://t.co/ASLkg0yDDc pic.twitter.com/koJxvV7fqq
— Express Sport (@DExpress_Sport) May 31, 2020
最近、アレックス・テレスは自身のエージェントをイスラエル出身の敏腕エージェントとしても知られるピニ・ザハビ氏に変更している。
ザハビ氏は、2003年のロマン・アブラモビッチのチェルシー買収をサポートした人物で、チェルシーのオーナーであるアブラモビッチ氏と密接な関係にある。
ただし、チェルシーが注目しているのはアレックス・テレスだけではないようだ。
アヤックスのアルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコにも興味を持っているという。
タグリアフィコは今シーズンの公式戦38試合に出場し、5ゴール7アシストを記録。
タグリアフィコは新たな挑戦を望んでいると報じられており、イングランドへの移籍を希望していると言われている。
アヤックスとタグリアフィコの契約は2022年までとなっている。