今シーズンのセリエAにおけるサプライズの1つが昇格組のヴェローナである。
ヴェローナは現在セリエAで8位につけているが、躍進の要因の一つが失点数の少なさである。
ここまでの25試合で失点26、これはラツィオ(23)、インテル(24)、ユベントス(24)に次ぐ少なさである。
チームは3バックをベースに戦っているが、その一角を担うのがアルバニア代表マラシュ クンブラである。
Juventus ready to pay €30m for the Albanian Marash Kumbulla https://t.co/J5B23gm81O pic.twitter.com/pAk4AK9pq2
— Oculus News (@Oculusnews) June 1, 2020
クンブラはヴェローナの下部組織出身で、今シーズン、セリエAデビューを果たすと第7節サンプドリア戦でセリエA初ゴールを記録。セリエAで得点した初の2000年生まれのDFになった。
イタリア生まれだが、両親のルーツであるアルバニア代表を選択している。
クンブラはすでに人気銘柄となっており、イタリア国内ではユベントス、インテル、ナポリ、ラツィオ、フィオレンティーナが、国外ではリバプール、マンチェスターU、トッテナム、エバートン、チェルシー、パリサンジェルマン、リヨン、ライプツィヒ、フランクフルトが関心を寄せていると『Repubblica』が報じている。
クンブラを抜擢した、ヴェローナのイバン ユリッチ監督は現役時代にガスペリーニ監督(現アタランタ監督)が率いたクロトーネ、ジェノアでプレーし、引退後にはガスペリーニ監督のスタッフを務めている。
その後、恩師ガスペリーニ監督と同じくクロトーネ、ジェノアで監督を務め、今シーズンからヴェローナを率いている。