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【H2H】チャンピオンズリーグラウンド8進出チームの過去の対戦成績は?

footidiota

2019/03/24 11:43

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NEWS

今シーズンも大詰め、最終章へ突入する。
昨晩チャンピオンズリーグのラウンド8の組み合わせ抽選会が開催され、ベスト8に残った選ばれしヨーロッパの強豪たちの「メトロポリターノへの道」が記された。

今シーズンのベスト8は例年に比べて特徴的な点が2つ。
・グループステージ2位突破チームが4チーム存在する点(トッテナム、リヴァプール、アヤックス、マンチェスターユナイテッド)
・プレミアリーグ所属チームが4チームが4チーム存在する点(トッテナム、リヴァプール、マンチェスターシティ、マンチェスターユナイテッド)

1位突破を決めたチームはセカンドレグをホームで迎えられる分、比較的有利な戦い方ができる中で今シーズンはセカンドレグのアドバンテージを上手く使いこなすチームが多くなかった。
また、プレミアリーグ勢の躍進が著しい。他リーグと異なり実力屈指の強豪が多く存在し熱戦が繰り広げられるプレミアリーグでメキメキと成長を遂げたように思われる。トッテナム、リヴァプール、マンチェスターシティはそれぞれグループステージを突破したドイツ勢(ドルトムント、バイエルン・ミュンヘン、シャルケ)と相対し、見事に勝ち上がり13年ぶりとなる「ドイツ勢のいないベスト8」となった。

上記が組み合わせ結果となる。
プレミアリーグ同士の対戦やヨーロッパの一時代を築き上げた者同士の対戦も見られ実力値以上の見応えある準々決勝になることは間違いないだろう。
今回、相対するベスト8同士の過去の対戦成績をピックアップしたのでご紹介したい。

【トッテナムvsマンチェスターシティ】

マンチェスターシティは2年連続ベスト8でプレミアリーグ同士の戦いとなった。昨シーズンはリヴァプールに敗れチャンピオンズリーグ制覇の夢が打ち砕かれたこともあり、今シーズンこそはチャンピオンズリーグ含めた4冠(チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップ、優勝したカラバオカップ)を達成させたいところ。
プレミアリーグでお互いのことを知り尽くしている両チームの2016年以降の対戦成績をピックアップした。2016年こそはトッテナムが勝ち越しているものの、最近の戦いではマンチェスターシティが大きくリードした展開となっている。
トッテナムはプレミアリーグの優勝戦線から外れ、中々思うような戦いができない状態。しかし、この試合からホームスタジアムがウェンブリーから新スタジアムへ変更されるとの話も浮上している。トッテナムにようやくホームが戻ってきた。新しい環境を武器にマンチェスターシティに食らいつくことができるのか。

【アヤックスvsユヴェントス】

サンチャゴ・ベルナベにてレアル・マドリーを玉砕し4連覇の夢を玉砕させたアヤックス。次なる相手はイタリアの王者ユヴェントスとなった。決してアヤックスのラウンド16突破は大金星というわけではなく実力が備わった順当な勝利だったことは試合内容を見ても頷ける。来シーズンからバルセロナへの加入が決まったデヨングは加入前からバルセロナに向けて大きなアピールをしたことだろう。
対するユヴェントスは不気味な相手と戦うことになったことだろう。果たしてかつてレアル・マドリーに所属したロナウドはどう思っているのだろうか。きっとロナウドだけはこの試合を特別なものと見ていることだろう。かつて活躍したチームを勝ち上がり対戦することになった相手を敵討ちする絶好の機会となった格好だ。
そんな両者の対戦成績はこちら。直近の試合は9年前にまでのヨーロッパリーグまで遡る。4戦対戦しユヴェントスの3勝とユヴェントスは負け無しという結果となっている。

【マンチェスターユナイテッドvsバルセロナ】

ヨーロッパの覇権を争った伝統あるカードがラウンド8で実現することとなった。どうしてもこのカードには厳かな雰囲気が帯びており、緊張感は一層高まりやすくなる。
ユナイテッドはラウンド16でPSGを劇的に破りラウンド8に進出を決めた。ファーストレグでは0-2で敗戦したものの、スールシャールのファーガソン時代に経験した「諦めない精神」をセカンドレグで発揮し、後半アディショナルタイムでラッシュフォードがPKを決めて突破を決めた。このところルカクの本調子を取り戻した影響がチームを前進させているように思えてならない。彼のアクロバティックなプレーはチームやファンを勇気づけていることは間違いない。
対するバルセロナはラウンド16でリヨンに勝利し順当に勝ち上がった。マドリードの2強が早々に姿を消し、毎年「バルサ、レアル、アトレティコがベスト8に残った」という当たり前の現象が今シーズンは見られなかった。ある意味バルセロナにとっては4連覇がなくなった宿敵レアルが泥沼状態であることを尻目に今シーズンはチャンピオンズリーグを是が非でも獲得したいところ。マンチェスターシティ同様、バルセロナもチャンピオンズリーグ、ラリーガ、コパ・デル・レイの3冠を手にするチャンスが到来している。3冠を手にしバルベルデがバルセロナの伝説の監督になるための試練が待ち受けている。
両者の対戦成績はマンチェスターユナイテッド2勝、バルセロナ3勝とバルセロナが一歩リード。特筆したいのは両者が2009年と2011年に決勝で戦っているということだ。その試合はいずれもバルセロナが勝利し、ビッグイヤーを掲げている。

【リヴァプールvsポルト】

昨年同様、決勝の地を目指すリヴァプールはポルトガルの強豪ポルトと対戦することになった。クロップが指揮してからというものチームは大きく生まれ変わり、今ではチャンピオンズリーグはもちろんプレミアリーグ制覇も実現できるフェーズまで上り詰めることができた。特に昨シーズンはチャンピオンズリーグのプレーオフから戦い決勝まで上り詰めたストーリーには何か目の裏を熱くさせるものを感じさせる。
ラウンド16ではかつてドルトムントを率いた時代に何度も対戦したバイエルン・ミュンヘンを見事に粉砕し、チャンピオンズリーグ制覇の準備が当にできていることを周囲に見せつけた。
一方のポルトはラウンド16でローマを劇的に破り4年ぶりとなるラウンド8入りを果たしている。毎年ベスト16止まりになることの多いポルトだが今回こそはとローマを破った勢いをそのままにリヴァプールに食って掛かりたい。
両者の対戦成績はリヴァプールの2勝と大きくリードしている。直近では昨シーズンのラウンド16で対戦し、アウェイの中リヴァプールが5得点を挙げて勝利し衝撃を与えたことのが記憶にあたらしいことだろう。

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