🎩⚽✨ マジシャン @isco_alarcon のベストゴール集!#イスコ
📺 動画 👉 https://t.co/igKXHNqNQx pic.twitter.com/zOgZ784l2J— レアル・マドリード C.F.🇯🇵 (@realmadridjapan) May 14, 2018
本名:フランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス 通称:イスコ(フランシスコから取った)
スペイン・アンダルシア州マラガ県 べナルマデナ出身 1992年4月21日生まれ 26歳
バレンシアの下部組織出身で2010年にトップデビュー後、2011年にマラガに移籍。ペジェグリーニ監督(現:華北華夏幸福-中国)の下、32試合5ゴールとチームを牽引しチーム史上初となるヨーロッパチャンピオンズリーグ出場に貢献。アンチェロッティ監督に引き抜かれレアル・マドリードに入団。途中、ベニテス監督と確執もあり移籍の噂が出ていたが、ジダン監督がイスコを高く評価し層の暑いレアルの中盤で出場機会を重ねている。
当時レアル・マドリードのBチームを指揮していたジダンは「技術的には私と同じレベルにあるように見える」と語った。また、同じスペイン代表のイニエスタは「スペイン代表の未来」と高く評価。そんなレジェンド達に賞賛されるマジシャン・イスコとはどんな人物なのか紹介したい。
プレースタイル
まず、イスコのプレースタイルから。イスコのポジションは、4-4-2であれば左サイドハーフかボランチ、4-3-3であれば、インサイドハーフか左ウイングになる。まさにポリバレントがあるプレイヤーだ。
普通、中盤の選手はスピードのあるサイドアタッカータイプや、中盤でゲームを作るゲームメイカータイプ、ラストパスが得意なファンタジスタタイプ、それからFWと近い位置でプレーしFWを助け、時には自分でゴールを決めるセカンドトップタイプ等がいる。
そしてイスコのプレースタイルはゲームを創り、ラストパスも出せ、自分でも決められる万能型MFと言える。ドリブルも上手い!それにアンチェロッティ時代の経験から守備への貢献度も高く評価されている。今のレアルはカゼミーロ、モドリッチ、クロースとタレントが豊富な為、サイドで起用されることが多くなるイスコだが、スピードもありサイドの役割を全うできている。
レアル・マドリードの中盤で生き残れる理由
レアル・マドリードと言えば、昔から「銀河系軍団」と言われ、超有名選手を買って常勝チームを作り上げてきた。今のレアルの生え抜きはナチョくらいか。ルーカス・バスケスやカルバハルなどの下部組織出身で、一度外に出て戻ってきた出戻り組もいるが、ほとんどが他から買った選手である。そんなレアル・マドリードで生き残れるイスコの凄さは、ドリブル、パスの正確さ、創造力にある。
ドリブル
イスコのドリブル&スキル集
ジダン監督が自分と似ていると言っていたように高い技術で相手を抜き去るドリブルを持っている。
彼のドリブルの特徴は、体をうまく使い相手にボールを触らせないところ。イスコのドリブルを見ると、体を反転させたり、足の裏で引いたり、ルーレットをしたりと、現役時代のジダンを彷彿とさせる。そして高い技術に裏打ちされたドリブルで相手を抜ききってからのパスは圧巻である。
パス成功率90%
イスコを語る上で外せないのがパスである。
今季レアルで出た全試合での平均パス成功率は89.4%。これはクリスティアーノ・ロナウドの81.2%をはるかに超える数字である。
そして、記憶に新しいユベントスとのチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ(4月4日3-0○)でイスコはパス成功率100%という記録を成し遂げる。75分間の出場であったが57本全てのパスを味方に通したのである。もちろん自陣で回す簡単なパスも多いが、相手に触られるかギリギリのところに出したロナウドへのアシストは簡単なパスではなかった。チャンピオンズリーグのしかもアウェーの準々決勝でパスミスなしという結果から、イスコがいかにパスに秀でているかがわかるだろう。
参考記事:https://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20180404/737640.html
創造力
想像力も重要だがサッカーにおいては、「創造力」の方が重要だろう。
イスコはゲームを中盤で創る力、そしてゴール前でのアイディアがピカイチ!
特に、バイタルエリアと呼ばれる一番ゴールにつながりやすい地帯であるペナルティーアーク周辺でボールを持つと怖さしかない。ディフェンダーは足を出すと簡単に抜かれ、間を詰めないとシュートを打たれたり、決定的なパスを出されたりするため、イスコはバイタルエリアでまさに魔法使いのごとくプレーすることができる。万能型であるが故にバイタルエリアで持たれると、何を繰り出してくるかわからない怖さがあるからディフェンダーは嫌なはずだ。
市場価値はBBCのベイル以上??
ベイル、イスコとアセンシオに市場価値抜かれる。レアルは売却も視野に… https://t.co/3J79pOBZ8T
— FOOTBALL TOPIC (@football_topic) May 15, 2018
ベイル、イスコとアセンシオに市場価値抜かれる。レアルは売却も視野に… https://t.co/3J79pOBZ8T
— FOOTBALL TOPIC (@football_topic) May 15, 2018
イスコはマラガからレアルに来た時は、移籍金約35億円だった。今の市場価値は約98億円。これは、イスコと同じ時期に入団し最強3トップと言われるBBCの一角ギャレス・ベイルの91億円を超える。ベイルのパフォーマンスが落ちていることも影響しているが、トッテナムから132億円で来た男を5年で抜き去り価値を上げた。ただベイルのパフォーマンスの低下だけでなく、入団当初からの期待値以上のパフォーマンスをしていた為、今もレアルで生き残り、約63億円も市場価値を上げたのも事実である。
チャンピオンズリーグ決勝とW杯優勝に向けて
【招集メンバー🇪🇸】スペイン代表暫定23名が決定! イニエスタやセルヒオ・ラモス、ダビド・シルバら豪華顔ぶれに!《ロシアW杯》https://t.co/uRdbQXiRTq
◆主な招集メンバー#ダビド・デ・ヘア#セルヒオ・ラモス#アンドレス・イニエスタ#ダビド・シルバ#イスコ#ジエゴ・コスタ#スペイン代表 pic.twitter.com/MY4oOnwO93— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) May 21, 2018
5月21日に発表されたロシアW杯のスペイン代表メンバーに選ばれたイスコは、このまま5月27日のチャンピオンズリーグ決勝のメンバーにも順当に入るだろう。そこでイスコは魔法を使い、チャンピオンズリーグ3連覇という偉業とともにスペイン代表に合流し、必ずやスペインを2度目のW杯制覇に導いてくれるであろう。