『2017JリーグYBCルヴァンカップ 決勝』の
チケット一般販売が10月22日(日)10:00より開始??チケットはこちらから?https://t.co/g84nRrOvxV
ルヴァンカップ特設サイト?https://t.co/h9Dfz5lFTN#ルヴァンカップ25歳 pic.twitter.com/j301558AlG— Jリーグ (@J_League) 2017年10月19日
今年で25周年を迎えたカップ戦決勝。今年の決勝カードはどちらが勝っても初タイトルというセレッソ大阪と川崎フロンターレとなりました。
12試合中8試合の無失点の完封試合で勝ち上がってきたセレッソ。
対する川崎は仙台との準決勝では第1戦を落としながらも第2戦で逆転勝ちし、苦しみながらも決勝に駒を進めました。
直近10試合の対戦成績はセレッソ3勝、川崎4勝、引き分け3分けとほぼ互角となっており、どちらが勝つのかわからない展開になりそうです。
この記事では、個人的に考えたルヴァンカップ決勝見どころを紹介していきたいと思います。
決勝までの道のり
セレッソ大阪
遂に今週末はルヴァンカップ決勝??#セレッソ大阪 のキャプテン、 #柿谷曜一朗 選手が抱く熱い思い。@crz_official#ルヴァンカップ25歳
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— Jリーグ (@J_League) 2017年10月30日
セレッソは決勝まで安定した守備で勝ち上がってきました。
クリーンシート(無失点試合)の試合数が「8」と持ち前の堅守が特徴。
決勝の出場停止の選手もなく、ベストメンバーで挑めるのはアドバンテージになりますが、右膝を負傷した山村の出場が不透明なのは気になるところ。
一部報道では、全治3週間とも言われており、仮に出場できる状態であろうと、ベストなコンディションで挑むのは難しいところでしょう。
ただ、仮に間に合わない状況になったとしても清武が調子を取り戻しつつあるのは好材料。
セレッソとしては総力戦で川崎に1−5(リーグ第28節)で大敗した借りを返したい。
川崎フロンターレ
遂に今週末はルヴァンカップ決勝??#川崎フロンターレ 一筋の #中村憲剛 選手は、初タイトルを手にすることができるのか。@frontale_staff #ルヴァンカップ25歳
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フロンターレはACL出場のため予選が免除され、ノックアウトステージからの参戦でした。
準々決勝FC東京戦では、阿部のハットトリックや家長の2ゴールなど、2戦合わせて7ゴールと快勝。
仙台との準決勝では、アウェーの1st legを2−3で落とす展開となるも、ホームで迎えた2nd legで三好や長谷川らのゴールで辛くも勝利し、8年ぶりの決勝進出を決めました。
セレッソとの決勝戦では、CBの奈良が出場停止で代わりにエドゥアルドが穴を埋めることになりそう。
怪我人でいえばGKのチョン・ソンリョンが30節の広島戦で負傷しており、その状態が不安材料。
スタメンで帰ってくるのかも注目の1つです。
フロンターレはカップ戦決勝に過去3戦、進みましたが、すべて敗戦。
また、リーグと天皇杯でも2位どまりが最高成績で、あと一歩というところで優勝に手が届きませんでした。
無冠の川崎から常勝軍団へと進化を遂げるためにも今度こそはという思いが川崎にかかわるすべての人の思いでしょう。
シルバーコレクターの汚名を返上し、悲願のカップを掲げることができるのかに注目です。
注目ポイント
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— Jリーグ (@J_League) 2017年10月20日
直近の9月30日のリーグ戦で5−1と圧勝した川崎。
川崎としては苦手意識もなく決勝戦も中村憲剛を中心とした中盤の選手らがパスをつなぎ、ボールを運びながらポゼッションで相手を上回り、相手を押し込んでいく展開が予測されます。
一方、セレッソは前線からのプレスと多少引き気味になっても速攻を用いながら隙があれば仕掛けていく展開になりそう。
特に、柿谷や杉本などの前線の選手らがチャンスを1つ作る場面を作ることができれば、おのずとペースを握れるはず。
この決勝戦を見るうえで見どころは両チームともサイドの守備に危うさを抱えているのも注目のポイントです。
川崎はサイドからの揺さぶりに対して失点する場面が多い傾向にあります。
今年のリーグ戦のデータ(第29節終了時点)で総失点30点のうちセットプレーからとクロスから失点しているのが、それぞれ7失点ずつとなっており、サイドからの突破に弱みが見られます。
川崎とすれば、粘りずよく相手の攻撃に対して対策し、ゴール前では不要なファウルを取られないにすることが求められるでしょう。
セレッソも失点パターンとしてクロスからの失点が多い傾向にあります。
リーグ戦(第29節終了時点)の総失点39点のうち、クロスからの失点は10点。この数字はリーグ全体でワースト2位という順位で、サイドから突破されやすいという傾向が表れています。
セレッソはターンオーバー制を導入し、「4-2-3-1」と「4−4−2」を採用してきました。
ルヴァンカップでは、主に4−4−2を採用してきたが、決勝ではどちらのシステムで挑んでくるのかは不透明。
いずれのシステムにせよ、SBとボランチ、サイドハーフらがそれぞれ連携しながら川崎の攻撃を抑えることが求められるでしょう。
両チーム共にサイドの守備に課題があるチームなので、相手のサイドへの攻撃にどう対策するのかに注目しながら試合を見てみると良いでしょう。
決勝戦はサイドの攻防を制した者が優勝を手にするでしょう。
まとめ
両チームともに優勝まであと一歩というところまで進みました。
過去にあと数分守り切れれば、あの試合に勝っていればといったほんの僅かな差でタイトルを逃してきました。
今回の決勝は両チームどちらが勝っても初のタイトルという対戦カード。
すでにチケットが完売している座席もあるようで、盛り上がること間違いないことが予想されます。
この記事では決勝までの勝ち上がりの振り返りと決勝戦を見るうえで注目になりそうなポイントを解説してきました。
いったいどちらのクラブが初タイトルをつかみ取るのでしょうか。決勝戦が待ち遠しいですね。
最後に、両チームの「初タイトルに懸けるそれぞれの思い」というYou tubeJリーグ公式サイトの動画を張り付けておきますので、よろしければご覧ください。