6月16日、ヴィッセル神戸はインテルナシオナルから新戦力となるMFニウトンを完全移籍で獲得したことを発表しました。
数々のブラジルの名門を渡り歩いてきた、新ブラジル人の「大型ボランチ」。背番号10番を背負うことになる期待の新戦力、ニウトンの経歴をまとめました。
by VISSEL KOBE
ブラジルの名門を渡り歩いた輝かしいキャリア
ニウトンは名門コリンチャンスの下部組織出身で、2005年にトップチームデビュー。その後、ヴァスコ・ダ・ガマ、クルゼイロを経てインテルナシオナルへと移籍しました。
中心選手としてプレーしたクルゼイロ時代にはブラジル選手権を2連覇。
確かな実績を持つニウトンは、184cm94kgの恵まれた体格を生かしたプレーが特徴の29歳のボランチです。
最終的には破談にはなりましたが、2014年夏にはイタリアの名門インテルへの移籍が決定的に近づいた経緯があることからも期待の高さがうかがえます。
恵まれた体格を活かして相手の脅威となる「大型ボランチ」
by SOCCER KING
攻守においてピッチを縦横無尽に駆け回り、ミドルシュートも得意とする万能型ボランチ。前線にパスを供給し、ゲームメイクを担うこともできます。
彼の中でも、際立っている特徴はセットプレー。大柄な体格を生かした、高さのあるヘディングは相手の脅威となります。
MFにして1シーズンで7ゴールを記録したこともあり、得点力にも期待ができそうです。
背番号10への思い
by VISSEL KOBE
公式会見での10番をつけることに対しての質問の第1声でニウトン選手はこう述べました。
「10番は挑戦だと思っています」
ブラジル時代は19番をつけることが多かったため、特別な番号である10番に対してのプレッシャーと責任は感じているがチャレンジしていきたいと続けました。
また、自分色の10番にしていきたいとも述べており、新しい10番像を作りたいと力強く語りました。
プレー動画
公式会見映像
タイトル獲得のキーマンとなれるか
1stステージを勝ち点20の12位で終えたヴィッセル神戸。
レアンドロ、ペドロ・ジュニオールのJ1屈指の強力ブラジル人2トップを誇るチームにおいて中盤で舵を取り、躍進のキーマンとなれるか。大いに期待したいです!