イエローカード・レッドカードの効力といえば、サッカーファンでなくとも効力を一般的に知られています。
そんな2色のカードに続いて、審判が3色目のカードを持つというユニークな話題があります。
グリーンカードが導入される?
いよいよ開幕するイタリアの2部リーグにあたるセリエBで、あらたにグリーンカードが導入されるようです。
もちろんこれは同国において初の試みでありますが、いったいどんな効力があるカードなのでしょう?
フェアプレーに対して提示される
イエロー・レッドが反則に対して提示されるものに対して、グリーンカードはフェアプレーに提示されます。
ペナルティーエリア内でファールを犯したことを認める、シュミレーション行為を自己申告する、といったフェアプレーを対象に、試合後、主審や副審、第4審判らによって決定される模様。
by SOCCER KING
実は日本では導入されていた?
このグリーンカード、実はJFA(日本サッカー協会)がU-12の世代で使うことを奨励していました。
けがをした選手への思いやり、意図していないファールをした際の謝罪や握手、ボールがタッチラインを割った時の自己申告
by SOCCER KING
キッズ・ジュニアの世代に対してフェアプレーを浸透させる目的で導入されているようですね。
引退試合などのセレモニーでも使われていた?
プロ選手が出場する試合でも使われていました。
2010年、現磐田の監督である名波浩氏の引退試合で北澤豪氏に提示されたデータが残っています。
珍しいのか北澤氏もガン見by Easy run, easy go !!
現状、グリーンカードの効力は不明ですが(効力はとくに無いとの話も?)、ポジティブなフェアプレーはどんどん観たいものです。
プロの公式試合で使うとどんな雰囲気になるのか楽しみですね。