今夏レヴァークーゼンに加入したチェコ代表FWパトリック シックは、フィンランド代表GKルカーシュ フラデツキーという最も頼りになる助っ人を見つけた。
フラデツキーは、「僕は喜んでパトリック(シック)を助ける。アパートを探す時には、ケルンとデュッセルドルフのどちらの空港からプラハの家族のところに行ったほうがいいのかに注意を払うようアドバイスしたんだ。彼の母国語で僕とは会話できるから、チームに溶け込むのが少し楽になるだろうね」と語っている。
フラデツキーはスロバキアのブラチスラバで生まれ(当時はチェコスロバキア)、バレーボール選手だった父親の仕事の関係で1歳の時にフィンランドに移住した。
フラデツキーはフィンランド語とスロバキア語に加えて、デンマーク語とドイツ語も話すことができる。
Torwart hilft dem Stürmer – Darum ist Hradecky so wichtig für Schick https://t.co/fDnDFRkSPS #Sport #News
— BILD Sport (@BILD_Sport) September 10, 2020
さらに、シックはすでにフラデツキーの家族を知っている。
15/16シーズンの後半戦では、シックはフラデツキーの弟トマーシュ フラデツキーと、チェコのボヘミアンズで一緒にプレーした経験があるのだ。
「時として世界はとても狭いね」と語るフラデツキーは、3月1日に行われた昨シーズンのブンデス第24節ライプツィヒ戦後(△1-1)、偶然にもシックとユニフォームを交換している。
フラデツキーはシックについて、「非常にエキサイティングな選手だ。パトリックはカイ ハヴェルツとケヴィン フォラントの才能を持っている」と期待を寄せている。