パンデミックの影響により再開後のセリエAは無観客で行われているが、セリエAではスタジアムにファンを戻すための実験がすでに始まっている。
7月22日に行われたセリエAの第35節トリノ対ベローナ戦では、スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノの入り口に、セリエAでは初となる新システム「Feel safe」テクノロジーが導入された。
#Calcio e #Coronavirus , #Torino pioniere: arriva il Feel Safe ⬇️ https://t.co/7wfAkII5gu
— Tuttosport (@tuttosport) July 22, 2020
「Feel Safe(フィールセイフ)」と呼ばれるこの装置は、ミラノに本拠地を置く「ワールドワイド・エキシビション・システム」社製。
来場者の体温をチェックし、顔認識ソフトウェアを使用してマスクが顔を適切に覆っているかどうかを確認する。
そして、無毒で無臭の消毒剤をスプレーによって個人に吹きかける。
これらのパラメータに適合しない場合はアラームが鳴り、その人はスタジアムに入ることをブロックされる。
このシステムは潜在的な危険性のある人の入場を遮断することができるとして期待されている。
セリエAではまだファンの入場が許可されていないが、このシステムはスタジアムへのファンの入場をスピードアップするために設計されている。
今回はジャーナリストやスタジアム関係者を対象にテストが行われた。