パコ アルカセルの時の苦い経験があるにもかかわらず、ドルトムントはノルウェー代表FWアーリン ホーランのバックアッパーを獲得するつもりはないという。
ドルトムントは19/20シーズン同様、新シーズンも純粋なFWは1名(ホーラン)のみで臨むつもりで、クラシックなストライカーを補強しないことを決めたようだ。
昨年11月、ドルトムントのハンス ヨアヒム バツケCEOは、「2人目の9番と契約すべきだった。結局のところ、我々は間違った決断をしたということだ」とコメント。
当時唯一のストライカーであったパコ アルカセルのバックアッパーを夏に獲得しなかったことは失敗だったと認めていた。
この過去の失敗を考えると、今回の決定は驚くべきものだ。
ドルトムントのミヒャエル ツォルクSDは、ホーランが負傷離脱するリスクがあっても問題ないと考えており、「ドルトムントには複数ポジションでプレーできる選手が多く在籍している。そういう意味ではクラシックな9番はもう必要ない」と語っている。
負傷などによりホーランを欠いた場合には、昨シーズンと同様にジェイドン サンチョ、トルガン アザール、ジョバンニ レイナらがセンターフォワードのポジションを代わりに務めることになるだろう。
また、ドルトムント下部組織の最高傑作とも呼ばれるFWユスファ ムココは、11月20日に16歳の誕生日を迎え、ブンデスリーガに出場することが可能となる。
15歳のムココは19/20シーズン、U-19ブンデスリーガで28試合に出場して38ゴールを記録している。
ドルトムントは今夏すでにジュード ベリンガム(バーミンガム)とトーマス ムニエ(パリサンジェルマン)を獲得している。
ツォルクSDは「ジェイドンが去れば行動を起こす必要がある」とも語っており、サンチョが退団した場合のみ再び移籍市場で補強に動くことになる模様だ。
#BVB plant ohne Backup für #Haaland. https://t.co/rvQGYzGr3l
— SPORT1 (@SPORT1) July 23, 2020