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レアル・マドリードでは12年ぶりの珍事

KOFA

2020/07/23 12:13

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NEWS

レアル・マドリードは今シーズンのラ・リーガで、Bチームにあたるレアル・マドリード・カスティージャの選手を一人も起用せずにシーズンを終えた。

ラウール ゴンザレス監督率いるカスティージャの選手では、DFハビ エルナンデスとDFミゲル グティエレスが、ラ・リーガが再開されてからトップチームに招集されていたが、どちらもトップチームデビューは果たせていない。

ブラジル代表FWロドリゴは、シーズン序盤はカスティージャでプレーしていたが、ジネディーヌ ジダン監督の下では常にトップチームの一員として扱われており、カスティージャの選手としてトップチームの試合に出場したわけではない。

カスティージャの選手を一人も起用しなかったのは、レアル・マドリードでは実に12年ぶりのことだ。

スペイン『マルカ』紙が、過去11年でトップチームの試合で起用されたカスティージャの選手をまとめている。

08/09シーズン

ミゲル パランカとアルベルト ブエノは、ファンデ ラモス監督の下でトップデビューを果たし3試合に出場した。

マルコス テバルとガリー カヘルマチェルは、シーズン最終節にトップチームデビューを果たした。

09/10シーズン

マヌエル ペジェグリーニ監督は、マルコス アロンソをラシン戦で2分、フアンフランをオサスナ戦で6分、ペドロ モスケラをヘタフェ戦で1分出場させた。

10/11シーズン

ジョゼ モウリーニョ監督の就任初年度には、カスティージャから7選手がトップチームデビューを果たした。

2試合に出場したナチョをはじめ、アルバロ モラタ、フアンカル、ヘスース フェルナンデス、トマス メヒアス、ホセル マト、アレックス フェルナンデスはいずれも1試合に出場した。

11/12シーズン

レアル・マドリードがラ・リーガ優勝を果たし、カスティージャが2部昇格を果たしたシーズン。

モウリーニョ監督は、モラタとヘセ ロドリゲスを1試合ずつ途中出場させた。

12/13シーズン

モウリーニョ体制最後のシーズン。

カゼミーロ、ヘスース フェルナンデス、ファビーニョ、オマル マスカレル、ホセ ロドリゲス、ディエゴ ジョレンテがトップチームでプレーした。

13/14シーズン

ヘセ ロドリゲスとナチョ、モラタは、カルロ アンチェロッティ監督の下でトップチームに昇格した。

ディエゴ ジョレンテとウィリアン ジョゼも、このシーズンにトップチームでプレーした。

14/15シーズン

ジダン監督がカスティージャを指揮したシーズン。

アルバロ メドランとマルティン ウーデゴーアがトップチームデビューを果たした。

15/16シーズン

ラファエル ベニテス監督はボルハ マヨラルとマルコス ジョレンテをトップチームデビューさせた。

ベニテス監督が解任され、ジダン監督がトップチームに昇格した後はどちらもプレー頻度が増えた。

16/17シーズン

アルバロ テヘロは、このシーズン唯一カスティージャからトップチームデビューを果たした選手だった。アウェイでのデポルティーボ戦で3分間プレーした。

17/18シーズン

チャンピオンズリーグ決勝を控えていたジダン監督は、最終節ビジャレアル戦で息子のルカ ジダンをトップチームデビューさせた。

18/19シーズン

解任されたフレン ロペテギ監督の後任として、サンティアゴ ソラーリがカスティージャからトップチームの監督に昇格すると、ハビ サンチェスとクリストをトップチームデビューさせた。

しかし、すでにロペテギ監督はヴィニシウス ジュニオールをトップデビューさせていた。

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