6日に行われたブンデスリーガ第30節のレヴァークーゼン戦を4-2で制したバイエルン。
先制点を許しながらも4ゴールを奪っての快勝劇に、改めて絶対王者の強さを実感する結果となった。
この試合でバイエルンの両翼を担ったのはキングスレイ コマンとセルジュ ニャブリだったが、二人は共にゴールを決める活躍を見せた。
コマンはこの試合でも最速35km/hのスピードを見せつけ、同じくスピードを特徴とするレヴァークーゼンのサイドの選手たちを翻弄し続けた。
ニャブリも存在感を示し、今シーズンのブンデス12ゴール目を記録。これで自身のパーソナルレコードを更新することとなった。
ハンジ フリック監督就任後、驚異的な強さを見せつけているバイエルン。その中でもレギュラーとしてこの二人は活躍を続けているが、バイエルン首脳陣は来シーズンに向けてさらなる補強に動いている。
バイエルンはマンチェスターCのドイツ代表レロイ ザネの獲得を目指していることを公言。
そのザネだが、もしバイエルン加入となれば、来季はこの二人との超ハイレベルなポジション争いが繰り広げられることとなる。
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そういったこともあり、『ビルト』では”アンチ・ザネゲーム”であったとレヴァークーゼン戦を二人の活躍を例に出し振り返った。
実際に”アンチ・ザネ”の気持ちではないだろうが、バイエルンの両翼が心を燃やしていることは想像に難くない。
かつてバイエルンを指揮した名将ユップ ハインケスやOBのウィリー サニョルはザネの獲得がクラブの最優先事項であることに疑問を投げかけていたが、確かにコマンとニャブリがいればそれだけでも十二分だ。