Shooty

悔しい敗戦、この負けをシンプルに次に繋げていかなければいけない。

勝村大輔

2018/03/19 09:47

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NEWS

悔しい敗戦、この負けをシンプルに次に繋げていかなければいけない。<J1 第4節 FC東京1-0湘南>

リーグ開幕から第3節まで1分2敗、いまだ調子の上がらないFC東京は前節から大幅なメンバー変更を実施。水曜日に勝利したルヴァン杯新潟戦のメンバー4人を登用、チームに奮起を促した長谷川監督は「最後までアグレッシブに戦いつづけることができたことが勝点3を引き寄せた。」と評した。

湘南はこれまでの戦い方同様にコンパクトな陣形を保ち前線から積極的にプレスを仕掛ける。ボールを奪ってから素早い攻撃で相手ゴールに迫るも得点には至らない。

ダイレクトにパスを刻み、ハイラインを保つ湘南ディフェンスの裏を伺うFC東京は33分、大森 晃太郎のパスを岡崎 慎がダイレクトパス、裏に抜け出したディエゴ・オリベイラが右足を振り抜くも決定機を逸してしまう。

一方の湘南は調子を上げてきた梅崎 司がリーグ戦初先発。キレのある動きでチャンスを演出、44分、ゴールから24メートル、ペナルティエリア外左から放ったFKは美しい弾道を描くもポストに弾かれてしまう。

互いにアグレッシブな姿勢を崩さない両チームはともに前半戦をスコアレスに折り返す。ところが後半早々の時間帯に試合が動いた。「注意していた部分でやられた、非常に我々にとっては重い失点だった。」曺監督が悔やんだ場面は46分、ボールを奪い攻撃に転じようとした瞬間を狙われボールロスト、フリーの東 慶悟からディエゴ・オリベイラにつなぎ、そのまま右足を振り抜く、豪快な一撃が決勝点となった。

湘南は、左サイドから強引に突破を試みる杉岡 大暉、途中出場の斎藤 未月と新井 光ら若手選手が躍動するも、シュート数2、対するFC東京に12本のシュートを放たれるなど攻撃面での差を見せつけられる格好となった。

誰が出ても同じサッカーができる、これが湘南の強みではあるが、逆境に追い込まれた時に、”流れを変える”器用さを持ち合わせていない。

「今日のような試合からたくさんの課題を見つけて改善していかないと今後も厳しいゲームがつづくと思います。」古巣との対戦となったGK秋元 陽太の言葉に集約される。

本記事はライター勝村大介氏のサイトからの転載記事となります。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう