明日、日本代表は6月7日のシリア戦(テストマッチ)、そして13日のイラク戦に向けたメンバーを発表します。
引き続き離脱中の長谷部に加え、今野の復帰が遅れており中盤のコマ不足解消が1つの課題。また前線は、本田や乾、武藤といった選手も調子を上げており注目が集まっています。
そんな中、ぜひ今回代表に選んで頂きたい23名をポジション別にピックアップしました(予想ではなく希望)。
GK:川島の後継者となりえる中村航輔
by Jleague
川島 永嗣(34歳)/メス
林 彰洋(30歳)/FC東京
中村 航輔(22歳)/柏レイソル
3月中旬の段階ではまだ西川がファーストチョイスだったゴールキーパーのポジション。
しかし川島が大一番で起用され期待に応えると、所属のメスでもポジションを確保。また、その時点で筆者イチオシだった林は、相変わらずFC東京で安定したプレーを披露。
さらに、ここにきて柏の中村が驚異的な活躍でチームの上位浮上に大きく貢献。一気に代表スタメンを奪えるのではないかという勢い。
この3選手であれば、誰が出場しても遜色はないでしょう。
DF:長友は招集を見送るべき!?
by 90min.com
吉田 麻也(28歳)/サウサンプトン
森重 真人(30歳)/FC東京
昌子 源(24歳)/鹿島アントラーズ
三浦 弦太(22歳)/ガンバ大阪
槙野 智章(30歳)/浦和レッズ
酒井 宏樹(27歳)/マルセイユ
酒井 高徳(26歳)/ハンブルガーSV
CB吉田の相棒探しも1つの課題。調子が上がらない森重を超えつつある鹿島の昌子とは別に、現在首位を走るG大阪でポジションをガッチリつかんだ三浦をメンバーに加えたい。
サイドバックは右は酒井宏樹で確定だが、問題となるのは左サイド。
長友は代表での直近2試合に加え、インテルでもパフォーマンスは上がらず。失点に関与しサポーターから非難を浴びるとSNSで反論し炎上。精神面の状態も考慮するならば、招集は今回見送るべきではというのが率直な感想です。左SBの代役は酒井高徳もしくは槙野が務める。
MF:呼んで欲しいのはベテランと若手の二人
by Jleague
今野 泰幸(34歳)/ガンバ大阪
山口 蛍(26歳)/セレッソ大阪
阿部 勇樹(35歳)/浦和レッズ
井手口 陽介(20歳)/ガンバ大阪
倉田 秋(28歳)/ガンバ大阪
清武 弘嗣(27歳)/セレッソ大阪
香川 真司(28歳)/ボルシア・ドルトムント
最大の焦点は今野の招集。現在の復帰見込みは6月上旬となっており、ギリギリのタイミング。それでもUAE戦で大車輪の活躍を見せたベテランはできれば外したくない。
手薄なボランチの選手として、浦和の阿部とG大阪の井手口はやはり呼んでほしい。以前も書いた通り、鉄人の経験値とG大阪で抜群の存在感を放つヤングスターは日本代表でも輝けるだけの実力を持っている。
参考記事:【日本代表】イラク戦に向けて最適なアンカー&インサイドハーフの組み合わせを考える。阿部、井手口らにもチャンスを。
3月時点の筆者イチオシ、遠藤保仁はやはりACLの影響もありパフォーマンスが安定せず選外に。もう1人、気になる存在はC大阪の山村だが・・・こちらはもう少し様子見としたい。
FW:誰もが望む乾の復帰
by Marca
大迫 勇也(27歳)/1.FCケルン
岡崎 慎司(31歳)/レスター・シティ
原口 元気(26歳)/ヘルタ・ベルリン
久保 裕也(23歳)/ヘント
本田 圭佑(30歳)/ACミラン
乾 貴士(28歳)/エイバル
上位4名は当確、本田は個人的にはインサイドハーフのポジションで見てみたい。
これまで左ウィング原口のバックアッパーだった宇佐美が存在感を失い、開幕時絶好調だったマリノス斎藤も調子を落としている今、バルサ戦で大きな仕事をやってのけた乾が呼ばれない理由は1つもないハズ。
マインツの武藤や鹿島の金崎もジョーカーとして呼びたいが、残念ながら枠がない。
テストして欲しい布陣
仮想イラクとなるシリアとのテストマッチは重要な1戦。個人的に試して欲しいスタメンは上記の布陣です。
テストして欲しいのは乾、井手口、阿部、そして中村。GK中村の起用はイラク戦というよりも来年以降を見据えたテストという意味合いが濃いが、他の選手は即戦力としてイラク戦でも十分活躍が期待できる逸材。
またCBはぜひ吉田と昌子のコンビを試し、願わくばこの2人によるCBコンビで来年のW杯まで連携を高めて欲しい。
左SBは、前回ボランチ起用で評価を落としてしまった酒井高徳にリベンジさせるべきではないでしょうか。
新メンバーにより戦力の上積みに成功しイラク戦に快勝!そんなシナリオが実現することを期待しつつ、明日のハリルホジッチ監督によるメンバー発表を楽しみに待ちましょう!