2016年9月29日に世界同時販売される「FIFA17」において、「明治安田生命J1リーグ収録」と6月24日に開発元のエレクトロニック・アーツが発表しました。これまで、KONAMIが販売しているウイニングイレブン(通称ウイイレ)シリーズがJリーグと専属契約をしていた過去があります。そのため、FIFAシリーズはJリーグや日本代表とは契約の関係上無縁に近く(初期シリーズやワールドカップなどは除く)、今回の参戦に多くのサッカーゲームフリークを歓喜させました。FIFAやJリーグがどのように参戦するかについて説明していきます。
FIFAとは
FIFAとはエレクトロニック・アーツ(以降EA)が開発していて、FIFA(国際サッカー連盟)から公認されているサッカーゲームです。世界中の多くの代表やリーグが登録されていて、繊細なグラフィックと躍動感のある動きはリアルを追求し、オンライン対戦も可能。ゲームモードやオプションも豊富であり、11on(多人数協力プレイ)などの11人でチームを操作する画期的なゲームモードを導入しています。FIFAは世界で最も売れているゲームシリーズであり、FIFA15に至っては脅威の1829万本販売しました。
Jリーグ18チーム参戦!!JリーグにメインスポンサーはEA
今回Jリーグに収録されるチームは以下の画像の通りになっております。なぜ、EAはFIFA17にJリーグを収録することができたのでしょうか。それはEAが2016年2月18日にEAがJリーグトップパートナー契約を締結したからです。2014年まで、Jリーグトップパートーナー契約はウイニングイレブンシリーズの開発元KONAMIが契約していましたが、今年から入れ替わる形でEAと契約が交わされました。今回Jリーグが収録されることで、Jリーガーを好きなチームに海外移籍させたりと楽しみが広がると思われます。
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吹田スタジアムも収録!日本代表使用の可能性もあるか?
現時点で判明しているスタジアム収録は現新設された吹田スタジアムです。グラフィックを見る限り、とても精巧に作られている印象を受けました。Jリーグファンは、FIFAにJリーグが収録された際に日本のスタジアムは果たして登録されるのかという心配がありました。なぜなら、Kリーグのスタジアムがソウルワールドカップ競技場のみだけ収録ということがあったからです。やはり、好きなチームのホームスタジアムでプレイしたいと考えるのは自然なことです。今回吹田スタジアムが収録されましたが、埼玉スタジアム2002やカシマスタジアムが収録されるかは不透明な状況となっています。
日本代表の使用については未だ不透明な状況となっています。しかし、代表に至ってはライセンスの有無を関係なしに収録されているケースがあります(FIFA16はスイス、ノルウェー、ベルギー、ポルトガル、ロシア、コロンビア、チリはノンライセンス。※ユニフォームのデザインが多少異なり、FIFAオリジナルデザインが採用)。ノンライセンスの代表は、その国のリーグが収録されているため問題なく代表チームを構成できるのです(例えばベルギープロリーグが収録されているから、ライセンスがなくてもベルギー代表を構成できる)。これらの前例を鑑みると、Jリーグが収録によってFIFAで日本代表を使用できる日が来るかもしれません。
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