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次期なでしこジャパン監督候補の高倉麻子さんについてまとめました

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2016/03/22 08:06

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リオ五輪出場を逃してしまった失意のなでしこジャパンで、次期監督として名前が挙がっている高倉麻子についてまとめました。

高倉麻子1
by 僕の審美歯科ガイド

現在はU-20日本女子代表監督

リオ五輪出場の切符を逃したなでしこジャパンの佐々木則夫監督が退任となり、次期監督候補として高倉麻子U-20日本女子代表監督の名前が挙がりました。福島県福島市出身の高倉監督は小学校時代から男子に混ざってサッカーをやり、地元福島のローカルテレビ番組でも男子と一緒にサッカーをする女子選手として取り上げられたことがあるそうです。

日本女子サッカーリーグ第1号得点者

高倉麻子2
by ミドルエッジ

中学時代からは東京のジンナンFCでプレーし、福島成蹊女子高(現福島成蹊高等学校)に進学後も平日は福島工業高校で練習し、週末は東京へ来ているサッカー生活を送っていました。そして和光大学へ進学後、1985年に読売日本サッカークラブ・ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に入団。89年から始まった日本女子サッカーリーグでは記念すべきリーグ第1号ゴールを決めました。83年からは日本女子代表にも選出され、FIFA女子世界選手権(現FIFA女子W杯)にも91、95年の2度に出場。五輪にも96年アトランタ五輪の出場経験があります。

引退後は指導者の道へ

高倉麻子3
by たぶん知っててソンはない。

Lリーグ(現なでしこリーグ)MVP2度、ベストイレブン7度など数々の優勝タイトル、表彰され、99年に松下電器女子サッカー部バンビーナ(現スペランツァF.C.高槻)へ移籍。このシーズン終了後に渡米し、シリコンバレー・レッドデビルズへ入団するも怪我のため半年で帰国し、スペランツァF.C.高槻へ復帰。2004年に引退し、解説者や指導者を務めながら11年にS級ライセンスを取得すると13年にU-16日本女子代表監督に就任するとAFC U-16女子選手権を優勝し、翌年のコスタリカで開催されたFIFA U-17女子W杯では初優勝へと導きました。そして14年からはU-18日本女子代表監督へ就任し、16年U-20女子W杯出場を目指しています。

AFCアジア年間最優秀コーチ(女子の部)で12、13年と2年連続で受賞するなど選手時代の実績だけでなく、指導者としても結果を出している高倉監督ですが、なでしこジャパン初の女性監督誕生となるか。注目ですね。

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