2月27日にいよいよ開幕を迎える2016年のJリーグ。
新たなシーズンに向けて強化を図るチームにとって大事なのが外国人助っ人ではないでしょうか?
この外国人助っ人にもルールがあるのをご存知ですか?
外国人選手の登録数は決められている!
チームを強化する手段として欠かすことのできない外国人助っ人の存在。ハマればチームにとって心強い存在である彼らですが、スタメン全員が外国人というのをJリーグでは見たことないですよね?
それも当然で、Jリーグには外国人選手の登録や出場に制限があります。
1クラブに登録は最大5名、出場は最大4名まで
では、どういった制限があるのでしょうか?
まず、1クラブで登録できる外国人選手は、国籍や年齢などの制約がなく登録できる人数が3名以上。そして『条件付き』として2名以内が登録でき、合計で5名まで登録することができます。
『条件』とは?
この『条件付き』というのが、
アマチュア選手 2名以内
20歳未満のプロC選手 2名以内
【アジア枠】AFC(アジアサッカー連盟)加盟国の国籍を持つ選手 1名以内
【提携国枠】Jリーグ提携国の国籍を持つ選手 2名以内
の4タイプがあります。
この4タイプに該当する選手2名までと通常の外国人選手3名までで最大5名までが1クラブに登録できる外国人選手ということになります。
試合に出場できるのは?
そして、試合に出場できる外国人選手の内訳は「3+1」です。
これは制約のない選手が最大で3名、さらに登録の条件付きにあった【アジア枠】と【提携国枠】にあたる選手を合わせて1名の最大4名が外国人選手として1試合に出場できる人数となっています。
by FOOTBALLNET
【アジア枠】【提携国枠】って?
【アジア枠】とは日本も加盟をしているAFCに加盟をしている46の国・地域の国籍を持っている選手達が含まれます。Jリーグの助っ人外国人として最も多いといえる韓国人選手はこの【アジア枠】にあたります!
by GOAL
【提携国枠】はJリーグがパートナーシップ協定を結んでいるアジアの提携国の国籍を持つ選手が含まれます。この提携国とは、
タイ
ベトナム
ミャンマー
カンボジア
シンガポール
インドネシア
イラン
マレーシア
(2015年2月時点・提携順)
の8ヶ国となっています。
by fukumorientes.hatenablog.jp
この【提携国枠】によってアジア圏の選手を獲得する幅が広がり、今回のオフシーズンでは水戸ホーリーホックにベトナム人のグエン コンファン選手が、横浜FCに同じくベトナム人のグエン トゥアン アイン選手が加入しました。
近年、成長著しい東南アジア各国の選手達がJリーグに参戦しやすくなり、クラブも東南アジアにチームをアピールすることができるという感じですね!
「アジアのプレミアリーグ化」を目指しているというJリーグ。
これからは東南アジア系の選手や西アジアの選手がJリーグで活躍をするという時代になるかもしれません!