2004年3月13日、日本サッカー界に1人の天才がデビューしました。森本貴幸。彼は当時まだ中学3年生の15歳。鮮烈な印象でのデビューを飾った森本でしたがその後は波乱万丈のサッカー人生となっているのです。そんな彼の現在に至るまでのサッカー人生を辿ってみました。
プロフィール
名前:森本貴幸
生年月日:1988年5月7日
出身地:神奈川県、東京ヴェルディユース出身
ニックネーム:和製ロナウド、マレモート
代表歴:10試合出場3得点
その他:J1最年少得点記録保持者
J1最年少での新人王獲得
by 娯楽-Goraku
イタリアで花開いた才能
森本は2006年に18歳の若さで海を渡り、イタリアのカターニャへの移籍を決断しました。デビュー戦となったアタランタ戦では出場後たった4分で初得点を挙げ、イタリア中に名をとどろかせます。2007年はけがもあり、1得点に終わるものの、その後の2年間で12得点を記録しました。
ローマ、ユヴェントス、ナポリのような強豪相手(特にローマ相手には2年間で4ゴール)への勝負強さも光り、2009年にはついに念願の日本代表にも選出されます!プレーの特徴は強靭なフィジカルとゴールへの嗅覚。それは、堅守で有名なイタリアのセリエAでも十二分に通用していました。
急落したローマキラー
ここまで着実にスター選手の階段を上がってきた森本でしたが、度重なる怪我によって少しずつ調子を落としてしまいます。2011年にノヴァーラへ移籍をするも18試合4得点の結果に留まり、その翌年にはUAEリーグへのローン移籍を決断します。日本代表への選出もピタリと止まり、中東でプレーする彼の姿はニュースにさえ取り上げられない状況に陥ってしまいました。
そして、そんな彼の下した決断は「日本復帰」だったのです。
by カルチョタ
デビューしたここ日本で再起を図る
12年前にJリーグを席巻した中学生は現在27歳と、老け込む年齢ではありません。和製ロナウド、さらには日本の将来を担うとまで言われた彼はJ2のジェフ千葉に。
2014年には2桁得点を記録するなど、海外で酸いも甘いも知り尽くした森本の、2度目のシンデレラストーリーは既に始まっています。
そして、今オフにはJ1の川崎フロンターレへの移籍が決定しました。是非、今後の森本貴幸に注目してくださいね!
by チケットぴあ
SOURCE : fuori-classe.com | Wikipedia