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恩師が語るチェルシーの“殺し屋”とは?

Footmedia

2020/10/19 12:00

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サウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督が、チェルシーの新戦力を絶賛した。英紙『Metro』が伝えている。

17日に行われたプレミアリーグのチェルシー対サウサンプトンは3-3の壮絶な打ち合いで引き分けに終わった。チェルシーでは、ティモ・ヴェルナーが2得点、カイ・ハフェルツが1得点と新戦力が揃って結果を残した。

彼らのプレーについて、ライプツィヒ時代にヴェルナーを指導したことがあるハーゼンヒュットル監督は素直にクオリティの高さを認めた。「ヴェルナーにスペースを与えたら守るのは難しいんだ。前半がそうなってしまった。彼にとっては簡単なゴールだったと思う。ヴェルナーとハフェルツに対しては、タイトに守備をしないとならない。そうじゃないと彼らは簡単に相手を“殺して”しまうのさ。」

「ヴェルナーがプレミアリーグで活躍しいているのは私も嬉しいよ。彼のような選手を見られるのはファンにとっても喜ばしいことだ。いずれにせよ、今日は勝ち点1を獲得できて良かった。そうじゃなければ、彼のことを褒める気持ちにはなれなかったかもね!」

さらに待望のリーグ戦初ゴールを決めたハフェルツについては「必ずプレミアでもゴールを奪うと思っていたよ。それが我々との試合じゃないことを願っていたのだがね……」と、10年以上もドイツで監督を務めてきたハーゼンヒュットルは試合を振り返った。

新戦力が躍動したチェルシーだが、またしてもGKケパ・アリサバラガのミスもあって今季2度目の3失点。守備の改善が急がれる。

ヴェルナーも「(守備面で)問題があるかは分からないが、チェルシーは優勝を目指すクラブだ。ドイツでは『タイトルをもたらすのは守備だ』と言われている。多くの失点をすれば勝つのが難しいからね」と試合後に守備面について言及した。

果たして、チェルシーは守備を改善してタイトルに近づけるのだろうか。

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