クラブワーストとなる15試合勝ちなしという最悪の成績で19/20シーズンのブンデスリーガを終えたシャルケ。
それにもかかわらず、シャルケでスポーツ部門責任者を務めるヨッヘン シュナイダー氏は、デイビッド ヴァーグナー監督への信頼を強調。
シャルケでは来シーズンもヴァーグナー監督が続投することとなっている。
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— BILD Sport (@BILD_Sport) August 12, 2020
だが、ヴァーグナー監督にとって新シーズンは非常に困難なものとなることが予想されている。
シャルケは1億9700万ユーロもの負債を抱えており、狙っていたフライブルクのGKアレクサンダー シュボロウ獲得に失敗(シュボロウはヘルタベルリンへの移籍が決定)。
加えて、来シーズンのブンデスリーガでは開幕から厳しい相手が続く(バイエルン、ブレーメン、ライプツィヒ、ウニオンベルリン、ドルトムント)。
『シュポルトビルト』の情報によると、ヴァーグナー監督の解任はクラブにとって大きなコストになるようだ。
ブンデスリーガの一部の監督とは異なり、ヴァーグナー監督の契約にはいわゆる“契約解除条項”は存在しないという。
つまり、シャルケはヴァーグナー監督を解任した場合、おそらく契約が満了する2022年6月まで、通常のように給料を支払い続ける必要がある。
ヴァーグナー監督の年俸は約250万ユーロ(ボーナス含む)と見られており、多額の負債を抱えるシャルケとしては新たな監督を迎える余裕はないようだ。