ブンデスリーガの各クラブは、スタジアムの一部に観客を入れて新シーズンをスタートさせたいと考えている。
だが、バイエルン州のマルクス ゼーダー首相は、新シーズンの開幕からの観客再動員には否定的だ。
「私は無観客試合でスタートすることに非常に賛成しており、これは非常にうまくいっている。しかし、ブンデスリーガ開幕時にスタジアムを満員にすることに関しては非常に懐疑的だ。シーズン中のどこかの段階でスタジアムが満員となることは想像できるが、ブンデスリーガ開幕時には想像できない」とコメント。
さらに、「また秋に学校が始まった場合、さらに2万人、2万5000人とスタジアムにファンが入ることができると考えるのは賢明ではない」と続けている。
"Nicht klug": Bayerns Ministerpräsident #Söder "außerordentlich skeptisch" bei Zulassung von Fans #Bundesliga
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— Der SPORTBUZZER (@Sportbuzzer) August 10, 2020
ドイツサッカーリーグ機構(DFL)が提示した観客再動員に関するガイドラインでは、アルコール禁止、立ち見席も禁止、さらにアウェイファンの入場も禁止となっている。
また、チケットの販売は個人単位でのみ発券されるべきとしている。
これらの措置は、コロナウイルスの感染リスクを軽減することを目的としている。
ゼーダー首相は、DFLの提示したガイドラインは理論的には良いアプローチを行っていると考えているが、実際にそれを実行することはまだ非常に困難であると見ているようだ。