ブンデス第33節の結果を受けてボルシアメンヘングラートバッハに抜き去られ、5位転落となったレヴァークーゼン。
次節が最終節となるが、このままブンデスのシーズンを終えると、リーグ戦での来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得は叶わなくなる。
そして翌週にはバイエルンとのポカール決勝が待ち受け、8月には今季のヨーロッパリーグ(EL)の残りの日程が行われる。
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レヴァークーゼンの目標は来季のCL出場権だ。それは紛れもない事実であり、スポーツ部門の責任者を務めるルディ フェラーは「CL出場権獲得のために1年間戦っているんだ」とコメント。
リーグ戦でのCL出場権獲得を果たせなければ、ELを優勝し来季のCL出場権獲得を目指すことになるが、そのためにもカイ ハヴェルツの力は欠かせないものとなる。
こういった事情もあり、シーズンが終了するまではビッグクラブからの関心を集めるハヴェルツの移籍交渉をレヴァークーゼンは行わない姿勢を示しているようだ。
6月18日にライプツィヒのティモ ヴェルナーのチェルシー移籍が発表された。
ライプツィヒはCLの準々決勝進出を決めており、8月から再開されるCLの準々決勝以降の戦いが待っているが、ヴェルナーは7月にはチェルシーの一員となり、ライプツィヒの選手としてCLを戦うことはなくなった。
レヴァークーゼンはこのようなケースを避けたいことからも、シーズンが終了するまでは少なくともハヴェルツの移籍を容認することはないようだ。
なお、レヴァークーゼンは現在ELのラウンド16に勝ち上がり、スコットランドのレンジャーズと対戦。
ファーストレグを終えてアウェイで3-1で勝利と、ELの準々決勝進出は決定的な状況となっている。
また、ELの準々決勝以降はレヴァークーゼンの地元でもあるノルトライン=ヴェストファーレン州で開催されることが決定している。