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メッシだけじゃない…バルセロナが契約延長を急ぐ選手とは?

Footmedia

2020/06/09 08:40

2020/06/08 21:47

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バルセロニスタは、ほっと胸をなでおろしたことだろう。リオネル・メッシには今年5月末が期限となる退団条項が存在していたが、これを行使しなかった。つまり、来季も青とエンジのユニフォームを着てカンプ・ノウのピッチに立つ。絶対的エースの残留は何よりの朗報だろう。

とはいえ、現行契約は2021年6月末で切れるため、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は新たな契約締結に向けて交渉をスタートする考えだという。2004年に最初のプロ契約を結んで以来、10度目となる契約延長が実現すれば、“生涯バルサ”がさらに現実味を帯びてくる。

ただクラブが契約延長を急ぐのはメッシだけではないと、地元紙の『ムンド・デポルティーボ』は伝えている。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、DFネウソン・セメド、FWアンス・ファティの3選手との新契約締結も重要視しているというのだ。


(*バルサの選手たちの現行契約をまとめた表。『ムンド・デポルティーボ』に掲載)

彼らとの契約は2022年6月までとなっている。そのうちテア・シュテーゲンとはすでに延長に向けた話し合いが行われて、早期決着が望まれている。また、インテルやマンチェスター・Cへの移籍の噂が絶えないセメドに関しても、残留が決まれば、新たな契約を結ぶ方針だとされる。複数メディアによれば、セメドはクラブから提示された2025年までの契約延長オファーを一度断ったとされるが、両者が歩み寄りをみせるかが今後の焦点となるだろう。

一方、今季、クラブ史上最年少ゴールを記録したファティについては、3年間の契約延長に加えて、契約違約金の引き上げが行われると『ムンド・デポルティーボ』は報道。現在の違約金は1億7000万ユーロ(約210億円)に設定されているが、その他のメガクラブにとっては手を出せない額ではない。そのため、現状の2倍以上となる4億ユーロ(約490億円)に違約金を増額し、放出を断固拒否する姿勢を示すようだ。

なお、今季限りで契約が切れるのはアルダ・トゥランただ一人。今冬にレンタル移籍からの復帰を果たした同選手は“メンバー登録外”となっており、今夏の退団が既定路線となっている。

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