当代切ってのファンタジスタ、アンドレス・イニエスタが日本へ上陸するかもしれない。5月8日、スペインメディアが一斉にバルセロナMFの去就に関して報じている。
今季終了後の中国スーパーリーグ参戦が確実視されていたイニエスタだが、移籍先の最有力候補だった重慶当代が同選手とのサインを交わさないことを正式に発表した為、一気にJリーグのヴィッセル神戸加入説が浮上。日本人にとって聞き逃すことのできないこの“超スクープ”を伝えたのはスペインのカタルーニャに本拠地を置くラジオ放送局『cadena SER』であり、2009年には元ブラジル代表MFカカーのレアル・マドリード移籍劇を第一報で伝えた大手メディアである。
曰く、イニエスタは年俸2500万ユーロ(約32億円)という巨額の3年オファーをヴィッセル側から提示され、広告収入などを含む総額で算出すれば、当初に重慶当代が提示していた3年間で8100万ユーロという“爆買いオファー”を優に超える可能性が高いという。
もちろんこの『cadena SER』というラジオ放送局は、カカーの去就に関する“ビッグヒット”もあれば、盛大に外す“ポカ”も少なくない。かつてポール・ポグバやネイマールの移籍に関する空振りを幾度も経験しているものの、今回はスペインメディア『El larguero』を含む複数他媒体も報じるなど、ニュースソースが分散しており、高い信憑性が期待できると言えるだろう。
ただし、ディエゴ・フォルランやルーカス・ポドルスキ、そして古くを遡ればイルハン・マンシズなど環境やコミュニティ、コンビネーション面に難を抱えながら低迷するケースも決して稀有ではない。もしもイニエスタを迎えるならば、サッカー面でも環境面でも全てが最高レベルの“おもてなし”を施す必要がありそうだ。
Gran clásico!!! Felicidades al equipo por el esfuerzo y a la afición por su energía!!! Siempre Barça!! Força Barça 🔵🔴 pic.twitter.com/tdjX9at674
— Andrés Iniesta (@andresiniesta8) 2018年5月6日