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第1回全日本PANNA選手権大会 主催者 畑中 崇さん インタビュー

大沢正義

2018/03/11 11:11

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NEWS

4月1日に開催される大会責任者 畑中 崇さんに話を聞いた。

会社員時代から秘める、独立への渇望、球蹴りへの愛

©️Shooty

——立ち上げはどういった経緯ですか?

5年くらい前、カントナとかアンリ(どちらもフランス代表の元サッカー選手)が出ていたCMがすごくかっこよくて。YouTubeとかでいろいろ探して、その時出てきたのがオランダのプレイヤー。
今でもよく覚えています。もう単純に「ヤバ」、「どうやってるの?」みたいな。
できないのがほんと悔しくて、35歳のオヤジが動画を何度も一時停止と再生を繰り返し、ブツブツいいながらマンションの下で練習(笑)。今思えばかなり怪しいですよね(笑)

サッカーをずっとやってきたのに、すごく新鮮で子供の時みたいにうまくなりたいってそう思える「ストリートサッカー」って面白い、これを日本で広げたいって思いました。
その後、個人参加のフットサルとかに参加して足元ある人に声かけて誘って。

そんなこんなで今、一緒にやっている雨宮と出会いました。

毎週金曜日、仕事が終わるのが遅かったけど、一度家に帰り1時間かけて駒沢公園へ。
ゴールだけ置いて、ひたすら1on1とか。深夜?朝まで・・・。楽しかったなぁ。
その時、いつかカタチにしたいって雨宮と話してましたね。

昨年末、20年近く働いていた会社を辞め、独立しました。
ストリートサッカーのことはずっと頭にあって、雨宮に連絡を取りました。

相変わらずというか、必死に自分で持ち出しながら、ただ、楽しそうにやってました。
トップレベルの中学生とか高校生とか、世界大会に10名が参加するレベルで、中には大きなオファーも頂いたりと、個人は成長してるけど、団体としてはうまくないというか
もったいないと。

彼らが、数年後困らないようにする為にも、しっかりとカタチにしようということで今年から本格的にPannaHomeを動かしはじめました。

——スポンサー集めも大変ですか?

自分が勉強しないといけない。元々企画職を永らくやっていたけど、実績もない団体に、やったことのない大会へお金を出してもらう提案は難しい。
本当に何もないからすべてゼロイチ。ただ、やりがいがあるし、本当にいいお勉強です(笑)
クラウドファンディングにも取組みましたし。本当は今回の大会は計画してなかった。

きっかけは3on3の大会が去年でなくなってしまって、何か作らなきゃいけなかった。
選手が一生懸命がんばってもそうした大会がないとダメだから。
今でも覚えてます。

去年の11月、サッカーのブラジル戦の時、4月の大会開催とPannaHomeのカタチをつくることを雨宮と決めたんです。
話し合ったのが11月、会社を辞めたのが12月、今が3月で、大会は4月。

恐ろしいスピードでやってますよね(笑)。

大会のスポンサーもそうですが、PannaHomeのスポンサーもこれから考えていかなければなりません。
ただ、明るいのは海外にはたくさんのビックスポンサーがついていることです。海外のプレイヤーとも繋がりが多分にあるので、いろいろと勉強させてもらいながら、PannaHomeをカタチつくりたいと思います。
選手の育成は雨宮が、自分は経営を。うまくバランスとれてる気がします(笑)

——最初はみんなサッカーですよね?

そうですね、私はもともと柏出身ですし。
ただ、自慢できることは、近所に元ブラジル代表のカレカとかサンパイオとかが当時住んでて一緒に蹴ったことがあるくらい。
あまり縛られるの嫌いだった自分は、普通のチームで好きなようにプレーしてました(笑)

実はPannaHomeのメンバーにはすごい経歴のメンバーはそれほどいない。
むしろ試合に出られない子とかが、ストリートやってその楽しさに触れ、化けてるというか育ってる。
やはり純粋にうまくなりたいとか楽しんでいるから成長しているんだと思う。

©️Shooty

次回、さらに詳しく話を聞いていく。

クラウドファンディングで募集が始まっているので、是非とも下記よりご覧いただきたい。
【Ready for】
子供達の目指す場所を!1ON1ストリートサッカー全国大会開催
https://readyfor.jp/projects/pannahome

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