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ストリートサッカーのスーパー少年が目指す世界

大沢正義

2018/03/16 21:02

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NEWS

4月1日に国内初開催となる1on1によるストリートサッカーの全国大会を前に、昨年、世界大会にも招待されたストリートサッカーのスーパー少年シオウに話を聞いた。

©️Shooty

その前に、日本ではストリートサッカーといえば、まだまだマイナースポーツに分類される。さらに言うと、ひとつの競技として認識されているかどうか。1992年にJリーグが開幕してサッカーが普及したことで、2000年代に入ると、よりコンパクトなコートで気軽に始められるフットサルが普及した。当時でも日本では、いわゆるストリートサッカーといわれるものに触れるのは稀だった。そこから数十年が経ち、現在は国内で複数のチームが活動しているとされる。

そうした中、都内で活動するPana Home Japanというチームが世界大会に招待され好成績を収めている。このチームが今回、1on1に特化したストリートサッカーの全国
大会を主催する。

ストリートサッカーは、海外でもっともポピュラーとされる1on1形式のほかに、3人同士で点を競うフットサルに近いタイプ、リフティングを主体として技を競うフリースタイルがあるとされる。

今回出場を決めている中学1年生の天才少年シオウがストリートサッカーの魅力を伝える。

ひたすらボールに触れる楽しさ

©️Shooty

——ストリートサッカーとの出会いは?

(シオウ)地元神奈川県逗子のサッカー少年団に入っていました。ストリートサッカーとの出会いは小学4年生。きっかけはお父さんの知り合いが開催したフットサル大会に連れて行ってもらったことです。その時に雨宮さんと会いました。

いま、中学一年生になったけど、身体は小さい方かな。けれど普段所属しているフットサルでも、ストリートサッカーでもまったく問題ないですよ。、ストリートサッカーは自分だけで、好きなだけボールを持てる楽しさがあって、本当に楽しいし飽きないんです。 一番嬉しいのは相手の股を抜いたときかな。

——昨年は世界大会にも出場したね?

(シオウ)コペンハーゲンで行われました。デンマークの選手はうまい!それと身体の大きさには戸惑いました。海外の選手は足が長いんです。それに動きが早い。瞬間的な速さ、瞬発力が全然違います。それでも戦えないとは思わないですよ。

大会では中学生以下の枠に出ました。30人くらい出場していて結果はベスト8。もっとイケたかな。悔しいです。力を出せなかった。やはり緊張していました。今思うと硬くなっていたかも。トーナメントなので負けたら終わりだし。次回はもっと上に行く自信があります。

——普段はどこでプレーしている?

(シオウ)はペスカドーラ町田というフットサルチームに所属しています。週に一回、こうやってストリートサッカーのパナホームで集まっています。基本、自由ですよ。メンバーにもいろんな人がいて、刺激になります。ひたすら一対一の勝負をしています。決まったトレーニングメニューがあるわけではなく自由に戦っています。それが楽しいです。

©️Shooty

——4月に大会が開催されると聞いてどういう気持ち?

(シオウ)すごく楽しみです。今回の大会も実力が出せれば優勝する自信があります。大人と混じって戦っても大丈夫ですし。今後も含めてだけど、自分のスタイルというか、確立した個性のある選手になりたいです。家族が応援してくれるし、仲間もいるから、今回の大会は優勝目指して頑張ります。いろんな人に見てもらえると嬉しいです。

是非一度、スーパー少年シオウのプレーを見ていただきたい。今後、日本のストリートサッカーを代表する選手になるのは間違いない。今回の大会でもまわりを驚かせてほしい。

クラウドファンディングで募集が始まっているので、是非とも下記よりご覧いただきたい。
【Ready for】
子供達の目指す場所を!1ON1ストリートサッカー全国大会開催
https://readyfor.jp/projects/pannahome

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