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Jリーグキラー。FC東京へ加入したムリキ選手は何者か。

蹴球ふつつか

2016/04/07 22:51

2016/04/08 06:22

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NEWS

2016年4月1日にアル・サッド(カタール)からFC東京へ加入したムリキ選手。彼はJリーグキラーと言われ、AFCチャンピオンズリーグ(以降ACL)でJリーグクラブに得点という形で苦杯を飲ませた選手です。彼の選手経歴やプレースタイルを解説し、FC東京に何を持たらすのかを紹介させて頂きます。

才能にあふれたブラジル時代

ムリキ選手は2004年にマドゥレイラのトップチームへ昇格したと同時に、期限付き移籍でブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ ガマでプレーします。同時期に、ブラジルU-20代表にも選出され、ブラジルでも注目の若手選手として名を轟かせました。

そして、数々のクラブを転々としたムリキ選手は2009年にアヴァイで並外れた活躍をしました。主に2トップの左や左ウィングから、緩急を織り交ぜたドリブルでチャンスメイクし、31試合9ゴール12アシストとチームに貢献。その際、リーグ最多139回のファウルを受けたことで、ムリキ選手のファウルでしか止められないキレのあるドリブルは相手チームにとって脅威の象徴でした。

ムリキ1
by Grupo RBS

Jキラーと名を馳せた中国時代

2010年6月30日にアトレチコ・ミネイロから中国甲級リーグ(2部)広州恒大へ移籍したムリキ選手は、14試合13ゴールと破竹の活躍をして、クラブの2部リーグ優勝及びリーグ昇格の起爆剤となりました。さらに、2011年シーズンには26試合16ゴールを記録し、昇格したばかりの広州恒大のリーグ優勝に貢献。自身は、中国超級リーグ得点王と同リーグMVPに輝きました。そして、2013年では同クラブはACLを制覇し、彼自身は同大会13ゴールを決めてACL-MVPとなりました。

Jリーグクラブキラーとして名を馳せたのは、2012年ACLグループステージの柏レイソル戦でした。ここでは、PK獲得と2ゴールを決めて柏レイソルを圧倒。翌年のACLでは、グループステージで浦和レッズから2得点を奪い、準決勝で再戦した柏レイソルから4得点と傑出したプレーを披露します。さらに、2014年ACLグループステージではセレッソ大阪から2ゴール決めました。通算、Jリーグクラブに8試合10得点。Jリーグサポーター達にトラウマを植え付けました。

ムリキ2
by 広州恒大

カタールでは、リザーブチームに…

2014年7月17日に長年活躍した広州恒大からのアル・サッド(カタール)へ移籍。ムリキ選手は広州恒大の大量補強(ディアマンティやジラルディーノなど)に押し出される形で放出されました。カタールでは、27試合17得点と結果を残しますが、移籍初年度に大怪我をしてリザーブチーム登録となります。次シーズンでは活躍をしますが、中国で見せたようなキレのあるプレーは鳴りを潜め、戦力構想外という形でFC東京へ期限付き移籍で貸し出されます。余談ですが、同クラブにはカタルーニャの英雄シャビ・エルナンデス選手が在籍しています。

ムリキ3
by eremnews.com

ムリキ選手のプレースタイル

ムリキ選手の武器は得点感覚、スピード、キレのあるドリブルです。相手のミスやこぼれ球にいち早く反応し、圧倒的なスピードでマイボールにします。そして、シュートセンスは正確性と勢いがあり、得点を量産します。相手のミスを見逃さずに、ミスをつく視野や自分からキレのあるドリブルで仕掛けることも出来るため、ムリキ選手を止めることは非常に難しいです。そして、激しいマークをつかれてもワンツーなどの連携を駆使して、打開出来るサッカー脳のよさも魅力です。

ムリキ4
by globo.com

FC東京に何をもたらすのか。

昨年フィッカデンティ指揮下のFC東京は、歴代最高順位の4位でシーズンを終えました。しかし、得点源である武藤嘉紀選手が1.FSVマインツ05へ移籍したことが影響して、チームの得点は伸び悩みました。今シーズンの最多得点選手はDFの森重真人選手(2得点)であり、得点力のあるFW補強が急務とされています。そこで、ムリキ選手に白羽の矢が立ったわけですが、彼がどれだけ素晴らしい選手であれ、チームにフィットしなければ期待される活躍は出来ません。昨シーズンに柏レイソルが2013年ブラジルリーグ得点王のエデルソン選手を補強しますが、チームにフィットせず期待に応えることは出来ませんでした。今季6位につけているFC東京は、ムリキ選手をどうフィットさせるかで命運が決まるでしょう。城福監督の手腕が試されます。

ムリキ5
by Twitter@fctokyo_express

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