全国リーグJFLで流通経済大学サッカー部のBチーム、流経大ドラゴンズ龍ヶ崎が予想を覆して1stステージ初優勝。昨季、年間14位だったチームの躍進を振り返ります。
by 常陽新聞
わずか2敗で1stステージ優勝
企業チームやJリーグを目指すクラブが参戦している全国リーグ、日本フットボールリーグ(JFL)で大学生チーム、流経大ドラゴンズ龍ヶ崎が下馬評を覆して1stステージ初優勝の快挙を達成。今季、開幕戦はヴァンラーレ八戸に1対1で引き分けたが、第2節でソニー仙台FCに勝利、第3節はJリーグ入りを目指すアスルクラロ沼津に敗れるも、第4節Honda FCに勝利すると、沼津と同様にJリーグを目指す奈良クラブに敗れるまで7連勝を飾り、最終節でFC大阪に勝利して学生チーム初となる優勝を達成。2ndステージも白星スタートで年間優勝に向けて好スタートを切っている。
育成の場として2001年に誕生
by JFL
流通経済大学にサッカー部は1965年に創設され、部員は200名を超え、4つの学生寮で生活している。関東大学サッカーリーグ1部に所属するチームをトップチームとして、流経大ドラゴンズ龍ヶ崎はBチームにあたり、2001年に竜ヶ崎FCとして創設され、03年にクラブ・ドラゴンズへと改称。社会人リーグの関東リーグ1部へと昇格し、14年には第50回全国社会人サッカー選手権で準優勝し、各地域のリーグを優勝したチームでJFL昇格を争う第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会で見事、決勝リーグ3位となってJFL昇格を果たしました。そして15年にJFL昇格が承認されて現名称へと変わりました。ちなみにジャパンフットボールリーグ(旧JFL)では国士館大学、静岡産業大学に次いで3チーム目として05年からJFLに参加した流経大FCというチームもあり、現在は関東リーグ1部に所属しています。
Bチームは好調もトップチームは苦戦中・・・
by ゲキサカ
好調な流経大ドラゴンズとは対照的に関東大学サッカーリーグ1部に所属しているトップチームは苦戦中。しかし、数名が流経大ドラゴンズからトップチームに昇格することを中野雄二監督が名言しています。特にDFはJFLでプレーしている選手の方が評価は高いみたいです。
今季は大学生チームが台風の目となっているJFLですが、好調な選手がトップチームへ上がってしまえば、この勢いもどうなるか分からなくなり、JFLもここから混戦になりそうですね。