全日本大学サッカー連盟所属のままJリーグの試合に出場できるJFA・Jリーグ特別指定選手制度。その特別指定で2年連続ベガルタ仙台でプレーしている仙台大学DF榎本滉大とは、どんな選手か紹介します。
by Jleague.jp
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無名の高校時代を経て仙台大でブレイク
大学サッカー界の強豪、仙台大でプレーしている榎本は、群馬県出身で小学校2年生の時、友人に誘われて宝泉東小サッカースポーツ少年団に入部。中学時代はFCおおたジュニアユースでプレーし、共愛学園高(群馬県前橋市)に進学。足元の高い技術があり、背番号10を着けていました。
大学3年生時にチャンスが
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ベガルタ仙台と提携し、特別指定でJリーグに出場できる可能性やJリーガーも多く輩出していることが決め手となり、仙台大に進学。入部後は、183cmの高身長と空中戦の強さが認められ、2015年デンソーカップに出場してベストイレブンに選出され、大学3年生にレギュラーに定着。総理大臣杯ではサッカー人生初の全国大会を経験し、負傷者が続出していたベガルタ仙台の補強として特別指定選手となりました。
2016年シーズン初出場で初ゴール
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15年12月の全日本大学選手権では無念の初戦敗退。16年3月のデンソーカップに2年連続で北海道・東北選抜初戦で全日本大学選抜を撃破し、3位決定戦ではPK戦で九州選抜に勝利。そして3月に2年連続でベガルタ仙台の特別指定選手となり、ナビスコ杯グループリーグ第1節のアルビレックス新潟戦で勝利に導くJ初出場で初ゴールを決める活躍を見せました。
昨季は1試合もJリーグに出場できませんでしたが、今季はJと大学の両輪で活躍が期待できそうな榎本に注目です。