毎年、ユニークなメニューが話題となるファジアーノ岡山のウインターキャンプ。
今年はどんなサバイバルが選手たちを待ち受けていたのか!?
ファジアーノ岡山〜クラブプロフィール
by ウェーブハウス
ファジアーノ岡山FC
所属リーグ:J2
創設年:2003年
クラブカラー:ワインレッド
ホームタウン:岡山県全域
ホームスタジアム:シティライトスタジアム
サバイバル!ファジアーノ岡山ウインターキャンプ
毎年、春季キャンプ前に行われるファジアーノ岡山のウインターキャンプ。
その内容は、人気バラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)でも取り上げられ、過酷でユニークなメニューとして話題になっています。
サッカーのクラブチームのキャンプとは思えないメニューを一部、ご紹介します!
雪山登山でキャンプ!?
2012年に行われたウインターキャンプ。場所は、なんと!雪山です!
選手たちは、過酷な「雪山登山」に挑むことに!
宿泊施設はなく、選手たちは雪山でテントを張り、野宿でトレーニングに臨みます!
選手たちは、トレーニングを行いながら、雪山で力を合わせて生き延びるのです!
この年、新加入の選手が多かったファジアーノ岡山は、選手たちのチームワークの向上を図るため、雪山でのキャンプの実施に至ったそうです。
それにしても、過酷なトレーニング。食事は、自炊…。選手たちはカレーを作り、食事を摂っていました。
命をかけたトレーニングは、毎年恒例となることに…。
小豆島八十八ヶ所霊場巡り…途中でクライミングも!?
2013年と2014年のキャンプ地は、香川県の小豆島!
小豆島で選手たちが行うのは、「小豆島八十八ヶ所霊場巡り」!
通常6日間かかるコースを選手たちは、自転車に乗って4日間で巡るという試練を与えられてスタートしたキャンプ。もちろん!宿泊施設はなく、選手たちは野宿です!
by 小豆島交通
野宿ということは、食糧などは自ら準備。約20キロの荷物を背負い、自転車で145㎞のコースを巡ります!
キャンプ2日目、選手たちに突然に告げられたのは、八十八ヶ所巡りを中断して高く急な崖を上る「クライミング」!
そして、崖を登りきった選手達を待ち受けていたのは、険しい山道!
こうして選手たちは、過酷なトレーニングを経て、シーズンへと突入します。
無人島を自力で脱出!?
2015年、キャンプの舞台は「無人島」!
選手たりは4日間を無人島で過ごすことに…。もちろん宿泊施設はなく、テントを張る選手たち。
無人島で選手たちは、魚を釣ったりして食事を摂っていたそうです。
無人島キャンプの最終日。選手たちに与えられた試練は、イカダをつくって「無人島を自力で脱出」すること!
イカダに乗った選手たちは、真冬の海をイカダに乗り脱出…。命がけのキャンプは、無地に全員が脱出に成功して終えたそうです。
今年もやった!ファジアーノ岡山のサバイバルキャンプ!
2016年の舞台は、一昨年に続き小豆島!しかし、メニューは八十八ヶ所巡りではありませんでした。
この年、選手たちが挑んだのは、判断力や問題解決力を養う「ASE(Action Socialization Experience)」!
選手たちは、丸太を使った課題や3本の手と4本の脚のみを使用し、決められたゴールまでたどり着くことを目的とするメニューを熟します。
最後は、このキャンプで「起こったこと」「それがどういう意味をもたらしたか」「その先どうするか」「自分の行動変化でチームがどのような状態になるか」を用紙に記入。全員の前で発表しました。
2日間の日程で行ったウインターキャンプで選手たちは、コミュニケーションの向上やリーダーシップの大切さなど、たくさん気づくことがあったそうです。
2016シーズン、ファジアーノ岡山は過酷な訓練を経て、J1昇格を目指します!