皆さんはサッカーの試合に何を求めていますか?
心が震えるようなゴール、素晴らしいテクニック、心が熱くなるような試合・・・。
プロの試合には想像を超えるようなプレーや全力でプレーする気持ちの良い光景などを観たいですよね!
そんな期待に応えるべく、2012年からJリーグが取り組んでいる『+Qualityプロジェクト』をご存知ですか?
「+Qualityプロジェクト」とは?
by J.LEAGUE.jp
『+Qualityプロジェクト』とは2012年シーズンからJリーグで取り組みが始まった、試合の魅力向上を目指すプロジェクトなのです。
このプロジェクトの目的は観客の目線に立って、選手・監督・審判・クラブそしてJリーグが一つとなって観客が不快となる試合での異議行為や遅延行為などをなくし、観客が見ていて楽しく気持ちの良い試合の実現です。
4つの約束
『+Qualityプロジェクト』では魅力の向上のために「4つの約束」という宣言を出しています。
その4つが、
1.簡単に倒れない、笛が鳴るまでプレーをやめない
2.リスタートを早くしよう
3.選手交代を早くしよう
4.異議・遅延はゼロを目指そう
SOURCE : J.LEAGUE.jp
です。
by ちゃげ’sDIARY
なぜ始まったの?
この『+Qualityプロジェクト』が始まるきっかけとなったのが、2011年のJリーグ入場者数が大幅に減少したことにありました。
減少した理由の1位が「Jリーグの試合が面白くなくなった」というもの。そのように感じる要因に「審判への異議行為が増えたこと」と「アクチュアルプレーイングタイムの減少」がありました。
*2011年のJ1における異議行為による警告は71件、平均アクチュアルプレーイングタイムは54.39分。
by GOAL
実は90分も試合をしていない?!
サッカーの試合時間は90分です。しかし、実際に選手たちがプレーをしている時間、いわゆる『アクチュアルプレーイングタイム』は90分もないのです。
観客はせっかくお金を払ってスタジアムに行ったりとプレーをする選手達を見に行っているので、やっぱりプレーをしている時間が長いほうが楽しめるもの。
『アクチュアルプレーイングタイム』を伸ばすことで1試合でより多くの良いプレーを楽しめるということですね!
by SankeiBiz
Jリーグ全体を挙げて取り組まれている「+Qualityプロジェクト」。
少しでも長く良いプレーを見ていたいファンからは嬉しい取り組みですね!
各試合のアクチュアルプレーイングタイムなどはJリーグ公式サイトなどでも見ることができるので、
お気に入りのチームがどれくらいの時間だったのかなどをチェックしてみましょう!