先月30日に、AFC U-23選手権カタール2016(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表メンバーが発表されました。A代表でのプレー経験のある遠藤航や、オーストリアのザルツブルクに所属する南野拓実、今季のJリーグでベストヤングプレイヤー賞を受賞した浅野拓磨など、実績十分な選手たちが選出されましたが、今回は柏レイソルに所属する山中亮輔についてまとめてみました。
山中亮輔
by 柏フットボールジャーナル
山中亮輔(やまなか りょうすけ)DF/MF
1993年4月20日生まれ 左利き
柏レイソル→ジェフユナイテッド千葉(期限付き移籍)
超攻撃的サイドバック
強いフィジカル、屈強な精神力、向上心の高さがこの選手の魅力です。自他ともに認める左足の技術の高さや圧倒的なパワーは、元ブラジル代表のDFロベルトカルロスを彷彿とさせるものがあります。その特徴が伺えるシーンをご覧ください。
記念すべきプロ入り初ゴールで、開幕3戦目にしてチームに初勝利をもたらす貴重な得点となりました。
貴重な同点ゴールを突き刺します。
プロ入り前から圧巻の破壊力を見せつけていました。
タフな精神力
今年の3月27日、29日、31日に行われたリオデジャネイロ五輪・アジア1次予選に参加し、2試合に先発出場した山中は、チームの最終予選進出に大きく貢献しました。特筆すべきは、酷暑の中で中一日の過密日程をこなし、帰国したその足でクラブに合流するや、フルメニューの練習をこなしていることです。緊張感溢れる国際試合を戦い、休む間もなく稼働した精神力は並大抵ではありません。
盟友とのマッチアップ
2014年2月16日に行われた「ちばぎんカップ」(柏対千葉)では、共に旅行にいくほどの仲である鈴木大輔とのマッチアップが実現しました。アテネ五輪にも出場し、A代表経験もある鈴木は山中にとって偉大な存在です。この試合での山中のドリブル突破は、千葉の生命線といわれる出来であったものの、「自分の良さを消されてしまった」と納得できない表情を滲ませ、向上心の高さを覗かせました。
今季から期限付き移籍をしていた千葉から柏に戻り、先発フル出場の機会が増えたこともあり今後の飛躍への期待が高まっています。リオ五輪アジア最終予選では、和製ロベカルこと山中亮輔にも注目してみましょう。
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