マンチェスター・ユナイテッドのGKセルヒオ・ロメロ(33歳)は、自身のメンバー外をSNSで知ったそうだ。
アルゼンチン代表歴を持つロメロは、近年ユナイテッドでダビド・デ・ヘアの控えGKとしてベンチを温めてきた。しかし今季は、イングランド代表GKディーン・ヘンダーソン(23歳)がローン移籍から戻ってきたこともあり、控えGKの座も失うことになった。
そしてチャンピオンズリーグの登録メンバーから外されると、今月20日に発表されたプレミアリーグの登録メンバー25名からも漏れたのである。これでロメロが今年中にユナイテッドで出場できる公式戦は、12月中旬のEFLカップ準々決勝の1試合だけ。だが、その試合でさえヘンダーソンが起用されることが濃厚のため、ロメロに出番が回ってくることはなさそうだ。
しかも『ESPN』の記者によると、ロメロは登録メンバー外になることをSNSで知ったそうだ。「ロメロはユナイテッドから酷い扱いを受けている」と、ツイッターでロブ・ドーソン記者は説明した。「夏の時点では構想外を告げられず、移籍を志願しても認めて貰えなかった。さらにチャンピオンズリーグとプレミアリーグの登録メンバー外になることをSNSで知ったのだ。」
ロメロにはエヴァートンへの移籍の話が出ていたが、ユナイテッド側がこれを認めなかった模様で、ロメロ夫人も憤りを覚えて「夫はクラブために全力を尽くしたはず。クラブは彼を開放すべき。一度でいいから敬意を示して!」とSNSに書き込んでいた。
居場所を失ったロメロは、契約解除を申し出ているようだが、果たして彼はユナイテッドから解放されるのだろうか……?
5️⃣ years a Red 🔴
🎵 "Lololo…Sergio Romero…" 🎵#MUFC #OnThisDay pic.twitter.com/dnaGLqZPz5
— Manchester United (@ManUtd) July 27, 2020