元フランス代表のパトリス・エヴラ(39歳)が、大人気映画『ハリー・ポッター』の主人公役に立候補している。
スポーツ情報サイト『The Players’ Tribune』の番組に、エヴラが著名人の自宅を紹介する人気企画がある。その番組でセオ・ウォルコットの自宅を訪問した際に、エヴラが映画デビューに向けて熱烈アピールをしたのだ。
現在エヴァートンからサウサンプトンに期限付き移籍しているウォルコット。エヴラとは8歳も年齢が離れているが、二人には因縁がある。ウォルコットはアーセナル時代に右ウィングとしてマンチェスター・ユナイテッドの左サイドバックだったエヴラと何度も対戦しているのだ。
「最初に対戦した時は楽勝だった」とエヴラはウォルコットについて語った。「最初は特急列車のように一直線だったからね。でもその後は、一度戻ってから動き直したりするようになり、クレバーな選手だと思ったよ。」
そんな思い出話に花を咲かせる二人は、冗談を言い合う場面も。エヴラが現役時代にほとんどサッカーを見なかったことを明かして「自分のプレーはいつも頭の中で何度も繰り返し見ていたからね」と話すと、ウォルコットが「僕が君を抜き去るシーンでしょ!」と冷やかした。するとエヴラは「足を折ってやれば良かった!」と過激な発言をして「俺はわざと相手の足を踏んでいたしね」と現役時代の“汚いトリック”も明かした。
そんな仲の良い二人の話題は映画にまで及んだ。実は、ウォルコットの叔父は大人気映画『ハリー・ポッター』の第5作から第8作までメガホンを握った映画監督デイヴィッド・イェーツなのだ。
そのためエヴラは「叔父さんの電話番号を教えてよ」とウォルコットに迫った。そしてセネガル生まれのエヴラは「セネガル版のハリー・ポッターを撮るなら、俺が“パトリス・ポッター”になるよ!」と語り、カメラに向かって「叔父さん、時間はあるのでよろしくお願いします!」と猛アピールしたのだ。
残念ながら『ハリー・ポッター』シリーズは終わっているが、万が一にも復活した場合、もしくはスピンオフの『ファンタスティック・ビースト』シリーズでも良いと思うが、いつかパトリス・エヴラが銀幕で今度は“汚くないトリック”を披露する日がくるかもしれない!?
.@theowalcott always remember our battles!! Why you remind me about the 8-2…!? Much respect for you my friend!! 😳🤣🙏 #ILoveThisGame #HouseGuest @TPT_Global
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— Patrice Evra (@Evra) March 15, 2020