日本代表のFW南野拓実が所属するリヴァプールには怪物が潜んでいるそうだ。英紙『Metro』が伝えている。
王者リヴァプールは、開幕戦のリーズ戦こそ4-3と苦しみながらの辛勝となったが、20日に行われたチェルシーとの大一番には2-0-で貫録の勝利を収めた。その試合、守護神アリソンが「モンスター」と称えるチームメイトがいた。それが同じブラジル代表のファビーニョである。
守備的MFを本職とするファビーニョは、DFラインでもプレー可能だ。チェルシー戦ではフィルジル・ファン・ダイクと共にセンターバックを務め、チェルシーの攻撃を完封した。
試合、GKアリソンは「彼はモンスターだったね!」とクラブ公式HPに語った。「信じられないほどさ。でも、彼ならあれくらいできると分かっていたよ。」
「むしろ、みなさんが彼の出来に驚く方が僕にとっては驚きさ。だって彼は一流の選手だからね。彼は守備的MFでもセンターバックでも常にベストを尽くす。色々なポジションをこなせる能力を有しているからね。」
「それに、一対一の守備対応や動き方など、非常に頭がいいのさ。(チェルシーの)ティモ・ヴェルナーやカイ・ハフェルツを相手にするには知性が必要だからね。僕から言わせると、彼があの試合のマン・オブ・ザ・マッチだね。」
確かにチェルシー戦のファビーニョは「タックル」「インターセプト」「ボール奪取」の3部門でチーム最多だったという。これにはファン・ダイクも「凄い」とクラブHPで絶賛。「ヴェルナーにゴールを奪わせなかったのだからね。彼がマン・オブ・ザ・マッチさ。」
昨季は中盤の“掃除屋”としてチームを30年ぶりのリーグ制覇に導いたファビーニョ。今シーズンも、色々なところを掃除してくれそうだ!