フランク・ランパード率いるヤング・チェルシーで活躍するイングランド代表MFメイソン・マウント(21歳)とアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチ(21歳)は、10年前にも会っていたという。
Two brilliant debut seasons in the @PremierLeague! 👏
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— Chelsea FC (@ChelseaFC) August 9, 2020
マウントは6歳の頃からチェルシーに所属する生え抜きで、ローン移籍で経験を積んだあと、今季チェルシーでプレミアリーグ37試合に出場して7ゴール5アシストの活躍を見せた。一方のプリシッチはアメリカ出身。アメリカで生まれ育ち、2015年にドルトムントに誘われて渡独。そして昨年、西ロンドンにやってくると、加入1年目からリーグ戦25試合で9ゴール4アシストの数字を残した。
異国で生まれ育ち、これまで別々のキャリアを歩んできた二人。当然、初めて彼らが出会ったのはチームメイトになった2019年夏のプレシーズンだと推測するのが自然だろう。しかし、実は違うという。2つの若き才能は、既に10年前に出会っていたのだ。チェルシーがツイッターに掲載した写真がそれを証明している。
10年前の2010年6月、プリシッチがチェルシー下部組織の練習に参加した際に撮った写真に、アカデミーに所属していたマウントが一緒に写っているのだ。当時、二人はまだ11歳。
Christian Pulisic and Mason Mount go way back! 🤩
📷: @cpulisic_10 (June 2010) pic.twitter.com/tLMk3kzOuU
— Chelsea FC (@ChelseaFC) August 9, 2020
実は、プリシッチは母の仕事の関係で子供の頃に英国に来ることがあり、2006年にもチェルシーを訪れてクラブを見学していた。だからチェルシーに加入する際には「小さい頃にチェルシーに行ったのを覚えているよ。ユースチームの練習に参加したんだ。本当にクレイジーな世の中だね」とスポーツ情報サイト『The Players’ Tribune』の取材に応えていた。
今季プレミアリーグで若手年間最優秀選手の候補に選ばれたプリシッチとマウント。初めてチームメイトになったというのに、いきなり息の合ったコンビネーションを披露できたのには、ちょっとした秘密があったようだ!