7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16セカンドレグで、マンチェスター・Cと対戦するレアル・マドリード。ファーストレグを1-2で落とし、敵地で逆転を狙う彼らだが、一抹の不安があるとスペイン紙『アス』が伝えている。
その不安とは、この試合で着用予定となっているユニフォームとの相性だ。レアル・マドリードは、2020-21シーズンに使用する新ユニフォームをお披露目予定。ピンク色(正式な色名は「スプリングピンク」)を基調としたセカンドユニフォームで、『シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム』のピッチに立つ。
✌️🆕👕 Aquí tenéis nuestra nueva segunda equipación 2020/21 de @adidasfootball.
Fabricada para aguantar la presión.#HalaMadrid | #ReadyForSport— Real Madrid C.F. (34🏆) (@realmadrid) July 31, 2020
ユニフォームにピンクカラーが採用されるのは、2014-15シーズン以来2度目のこと。当時もセカンドユニフォームがピンク(鮮やかな赤紫色)に決まったが、ピッチ上での成績は散々なものだったという。
ピンクのユニフォームが初お披露目されたローマとのプレシーズンマッチは、0-1の完封負け。リーガ・エスパニョーラで初めて着用したレアル・ソシエダ戦(A)も、セルヒオ・ラモスとギャレス・ベイルのゴールで2点のリードを奪いながら、2-4の大逆転負けを喫した。相性の悪さはCLでも変わらず、ラウンド16ファーストレグでシャルケと対戦した際にもピンクのユニフォームで試合に臨み、0-2で敗れている。
結局、ピンクのユニフォームを着用したのは上記3試合だけ。売れ行きは悪くなかったそうだが、アウェイゲームでは主に黒のサードユニフォームが使われた。
レアル・マドリードのユニフォームサプライヤーであるアディダスは、改めて採用したピンクのセカンドユニフォームについて、「選手とサポーターに誇りと自信をもたらす」意味を込めたと説明。その言葉どおり、選手たちはマンチェスターの地で逆転突破を果たし、“強いレアル”の復活を印象づけられるのか。要注目だ。