フランスサッカー連盟の総会終了から数時間後、正式にリーグ・ドゥ(2部)への降格が決まった最下位のトゥールーズはこの決定を受け入れると声明を出したことを『レキップ』が報じている。
一方、19位のアミアンは再び国務院(行政最高裁判所)に対し不服申し立てを行った。
トゥールーズのオリビエ サドラン会長は「今回の決定は度を越したもので不公平なものだが、もう決定は覆らないと判断している。そのため我々は司法に訴えることはしない。これからは来シーズンの準備に向けてすべてのエネルギーを注ぐつもりだ」とコメント。
尚、リーグ2で4位のトロワと5位のクレルモンフットは、リーグ1とリーグ2の昇格プレーオフが開催されないことに対して、そしてナショナル(3部)への降格が決まったルマンとオルレアンは来シーズンのリーグ2を22チームで開催することを求めて、それぞれ国務院に異議申し立てを行っている。
リーグの打ち切りの判断が早過ぎたのではないかと言われているフランスサッカー界を巡る混乱はしばらく続きそうだ。
Toulouse accepte sa relégation
Quelques heures après l'assemblée fédérale de la FFF, qui a acté les relégations d'Amiens et Toulouse, le TFC a indiqué que contrairement au club picard, qu'il ne contesterait pas cette décision devant le Conseil d'État https://t.co/Iq0r5yVTTV pic.twitter.com/KEnB5Qj8hr
— L'ÉQUIPE (@lequipe) June 26, 2020