マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(29歳)が、親友である香川真司のように、いつかトルコでプレーしたいと明かした。英紙『Manchester Evening News』が伝えている。
"But I would always say 'yes' to Turkey." #mcfc https://t.co/ojFLkCUfhH
— Manchester City News (@ManCityMEN) June 19, 2020
2016年夏にシティの監督に就任したペップ・グアルディオラが最初に獲得したのがギュンドアン。加入後は、怪我の影響で真価を発揮できない時期もあったが、今ではすっかりチームに不可欠な存在となっている。
昨シーズンは、負傷のフェルナンジーニョに代わって守備的MFとしてチームをまとめて国内3冠に貢献し、シーズン終了後に契約を3年延長した。現契約が満了する2023年には32歳を迎えるギュンドアン。シティ退団後のことも考え始めているようで、いつか両親の母国であるトルコでプレーしたいという。
「もちろんトルコのリーグはチェックしている。全ての試合ではないけど、時々見ているよ」とギュンドアンはトルコメディア『Futbolarena』に語った。「思い入れがあるチームはあるけど、ここで名前を上げるのは適切ではないだろう!」
「トルコで4、5年ほどプレーできたらいいね。別に選手としてじゃなくてもいいかもしれない。指導者としてトルコに行ってもいいかもね。」
「今はシティで満足しているけど、フットボールの世界は急変することがある。だからトルコに対して、いつだって『イエス』という気持ちでいるんだ。」
ギュンドアンは、自身のルーツであるトルコへの思いを語ったあと、親友の名前を出した。それが、同じドイツ生まれのトルコ人であるMFメーメット・エキジと、ドルトムント時代の同僚で2019年にベシクタシュでプレーした香川真司(レアル・サラゴサ所属)である。
「メーメット・エキジ(フェネルバフチェ所属)はとても仲が良い友達なんだ。前回イスタンブールを訪れた時にも彼に会った。それから、シンジ・カガワもベシクタシュでプレーをしていた。皆で一緒にコーヒーを飲んだよ。」
昨年ギュンドアンは、イスタンブールで二人の親友と一緒にお茶をし、その時の写真をインスタグラムに載せていた。果たしてギュンドアンは、“日本の親友”の足跡を辿っていつかトルコでプレーするのだろうか? そして「思い入れがあるクラブ」とは? ギュンドアンの去就に注目だ。