久保建英とレイニエル レアル・マドリードがラ・リーガに残しておきたい2人の至宝
レアル・マドリードはここ数年、将来を見据えて若いタレントの獲得に力を入れてきた。
マジョルカにローン中の日本代表MF久保建英や今冬獲得したU-23ブラジル代表レイニエルもそれに当たる。
レアル・マドリードは、ローン先のレアル・ソシエダで活躍中のノルウェー代表マルティン ウーデゴールらと共に、彼らがチームの将来を担っていくだろうと信じている。
💎💎 Reinier y Kubo, dos joyas que el Real Madrid quiere que sigan en LaLiga https://t.co/ezVpWF9UuW
— MARCA (@marca) June 17, 2020
『マルカ』の情報によれば、6年契約で加入したレイニエルは、来シーズンはローンに出すことで合意したと報じられており、すでにオファーもすでに来ている模様。
現時点ではレヴァークーゼンが最も興味を持っているクラブと言われており、レアル・マドリードはレヴァークーゼンと良好な関係を築いている。
レアル・マドリードは、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表カイ ハヴェルツの獲得に興味を持っているとされているが、世界的なコロナウイルスの感染拡大により、ハヴェルツ獲得からは一歩後退を余儀なくされたと報じられている。
レイニエルのレヴァークーゼンへのローンにおいて、移籍の最大の問題となっているのは、スペインを離れることでレイニエルのスペイン国籍取得のプロセスが遅れることだ。
“非EU圏”出身の選手がスペイン国籍を取得するためには、スペインで最低でも2年間の居住期間を持つ必要がある。
レイニエルにはレアル・ソシエダやバジャドリーなども興味を持っていると報じられているが、レアル・マドリードは何の見返りもなく貸し出すつもりはないという。
マジョルカでの貢献度が再評価された久保には、チャンピオンズリーグ出場を目指すラ・リーガのいくつかのクラブが興味を持っているようだ。
久保に関してはレイニエルのケースに非常に似ているが、日本国籍を持つ久保の場合はスペイン国籍を取得するまでに最低でも10年間の居住期間が必要だという。
ラ・リーガのレギュレーションでは外国人枠は3人となっており、現在のレアル・マドリードではエデル ミリトン、ロドリゴ、ヴィニシウス ジュニオールがこの枠を埋めている。
ラ・リーガでの経験はもちろんだが、外国人枠という観点から見ても、レイニエルと久保がラ・リーガでプレーすることはレアル・マドリードにとって大きな利益になる。
そのため、レアルマドリードはこの二人の至宝をラ・リーガに残しておきたいと考えているようだ。