かつてトッテナムやレアル・マドリードでプレーした元オランダ代表のラファエル・ファン・デル・ファールトは、アヤックスの後輩でもあるオランダ代表MFドニー ファン・デ・ベークに対し、レアル・マドリードへの移籍を考慮せずに、自身もハンブルガーでプレーしたブンデスリーガに移籍した方が良いとアドバイスしている。
Rafael van der Vaart advises Donny van de Beek to turn down Real Madrid transferhttps://t.co/mQmQ4VVVm2
— Daily Star Sport (@DailyStar_Sport) June 17, 2020
ファン・デ・ベークは、レアルマドリードへの移籍の噂も報じられているが、ファン・デル・ファールトは、出場機会が与えられないのではないかと懸念している。
ファン・デル・ファールトは、オランダのテレビ番組『スタジオ スポルト』でファン・デ・ベークのレアル・マドリード移籍に警鐘を鳴らしている。
「レアル・マドリードは本当に難しいクラブなんだ。そこでプレーできないとなると、屈辱に思うだろう」
「(出場機会が)オランダ代表と同じだと何の役にも立たない。彼の役割がはっきりしているクラブに行った方がいいのではないだろうか。しかし、その時はその美しい白いユニフォームに「ノー」と言わなければならない」
ファン・デル・ファールトは、ファン・デ・ベークはブンデスリーガのクラブの方がフィットすると考えている。
「バイエルンやドルトムントのようなクラブは、彼にピッタリだと思う」
今月初めごろ、アヤックスのエドウィン ファンデルサールCEOは、ファン・デ・ベーク、カメルーン代表GKアンドレ オナナ、アルゼンチン代表DFニコラス タグリアフィコの移籍を許可していた。
「去年、我々はオナナ、タグリアフィコ、ファン・デ・ベークらと、あともう一年残ることに口頭で合意していた。その後はお互いに助け合い、彼らのキャリアの次のステップを見つけることに目を向けている。ただ、彼らを50%も値引きするつもりはない」
ファン・デル・サールCEOは、オランダメディア『NOS』に、「レアル・マドリードやマンチェスターUのようなクラブがファン・デ・ベークに興味を示しているのは明らかだ」と語っている。
昨季のチャンピオンズリーグで大ブレイクしたフレンキー デ・ヨンクはバルセロナへ、マタイス デ・リフトはユヴェントスへとステップアップを果たしている。ファン・デ・ベークはどのクラブへステップアップを果たすのだろうか?