ライプツィヒを率いるユリアン ナーゲルスマン監督はローマからローン中のチェコ代表FWパトリック シックの買い取りを希望しているというが、クラブの財政面を考慮すると若き指揮官の願いは叶わない可能性が高いと報じられている。
シックは2019年夏にレンタル料350万ユーロでライプツィヒに加入し、2900万ユーロの買い取りオプションが付帯している。
ナーゲルスマン監督は「シックは私たちにとって夢の選手だが、すべては合理的に考えて決めなければならない」とコメントしており、買い取りについては明言していないと『キッカー』が伝えている。
そこでローマはライプツィヒがシックを買い取らなかった場合に備え、同選手をプレミアリーグのクラブに売却したいと考えているという。
『ガゼッタデッロスポルト』によれば、シックにはエヴァートン、トッテナム、ニューカッスルなどが関心を寄せているとのことだ。
ローマはサンプドリアからシックを獲得した際に3000万ユーロ以上の投資を行っており、このチェコ代表FWを売却することで少なくとも2600万ユーロを回収したいと考えているという。
Calciomercato Roma, scaduta l'opzione del Lipsia per Schick https://t.co/SOAviRIdQJ #serieA
— LaGazzettadelloSport (@Gazzetta_it) June 16, 2020