スペイン『スーペル デポルテ』が報じたところによると、レアル・マドリードは今夏ダニ・セバージョスを再びレンタルに出す模様だ。
レンタル料は400万ユーロとなり、獲得したクラブが年俸650万ユーロを負担することになるという。
1月の移籍市場でダニ・セバージョス獲得に失敗していたバレンシアが、今夏再び獲得に乗り出すだろうと見られている。
またセビージャの地元紙『エスタディオ デポルティーボ』は、古巣ベティスがダニ・セバージョスに興味を持っていると報じている。
同選手は今シーズンはアーセナルにレンタル移籍しているが、レアル・マドリードでの居場所は疑問視されており、来シーズンの去就は不透明となっている。
Dani Ceballos is opnieuw beschikbaar voor verhuur. Onder andere Arsenal, Real Betis en Valencia zijn geïnteresseerd. https://t.co/nnzidnsdrL
— VI_nl (@VI_nl) June 10, 2020
今夏レンタルから戻ってくる選手を含めると、レアル・マドリードのファーストチームには37人が所属することになり、ジダン監督は人員整理を進めている。
ダニ・セバージョスはジダンとの関係がかなり険悪と言われており、ジダン監督の下でプレーした17/18シーズンはリーグ戦ではわずか4試合の出場にとどまっていた。
フレン・ロペテギ監督とサンティアゴ・ソラーリ監督の下では多くのチャンスを得たダニ・セバージョスだが、ジダン監督が指揮を執っている間は、レアル・マドリードでの将来は暗いものになりそうだ。
選手本人は先月、「僕はレアル・マドリードの選手だし、世界中のどんな選手でもレアル・マドリードでプレーしたいと思うだろう。僕は契約があと3年残っているし、レアル・マドリードは成功するための理想的なチームだ」と語っている。
スペイン代表の候補から外れてしまったことを懸念していると言われているダニ・セバージョスは、より多くの出場機会を望んでいるとされており、1月にはアーセナル退団の噂も出ていた。
アーセナルのミケル・アルテタ監督は残留を希望しており、残留した場合はファーストチームでの長期的な活躍を約束していると言われている。